2013年3月29日
文科省/図書館運営経費減り電子情報資源の費用は増加
文部科学省が27日に発表した2012年度「学術情報基盤実態調査」によると、国公私立大学の図書館運営経費は減少傾向にあることが分かった。
一方で電子情報資源の整備に関する費用は増加傾向にあり、前年比では、電子ジャーナルの総利用可能種類数は大学全体で7.5%増、総経費は5.1%(10億6200万円)増となっている。
図書館資料費に占める電子情報資源(電子ジャーナル・電子書籍・データベース)経費の割合は、前年度と比べて、大学全体で2.9 ポイント増と、増加傾向にある。
この調査は、大学図書館と、大学におけるコンピュータやネットワーク等についての現状を明らかにし改善のための基礎資料とすることを目的としたもので、調査対象は778の国公私立大学(国立86 大学、公立82 大学、私立610 大学)。
問い合わせ先
文部科学省 研究振興局情報課学術基盤整備室
電 話:03-5253-4111
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