2013年11月19日
デジタル・ナレッジ/今後は”教育アクション付き” 動画教材の調査結果を発表
デジタル・ナレッジは18日、動画教材に関するアンケート調査と、動画教材の学習効果検証を実施し、その結果を発表した。
アンケート調査は、10月7日と8日の二日間、全国の20歳以上の男女計100名を対象にWeb方式で実施。
その結果、動画教材を使った学習経験者の満足度は86.4%と高く、動画教材の分かりやすさや、学習効果が高く評価されていることが明らかとなった。
一方で、「細かい部分が見えにくい」「画像と声が流れるだけで印象に残る仕組みがなかった」「学習したい内容とマッチしたものを見つけることが出来なかった」といった意見もあった。
動画教材にどのような機能が欲しいか質問したところ、「質問システム」や、「動画の分かりやすさ」や「要点まとめ」「テスト」、さらには「自分で映像に印をつけられるマーカー機能」「自分に合う問題が自動作成・出題される機能」といった学習効果を高める様々な工夫を挙げる人が多かった。
学習効果検証は、同じ講義映像を元に作成した2種類の動画教材を使用して実施。その結果、映像と音声のみの動画教材に比べ、字幕やテスト、重要ポイントの表示、メモ機能などを搭載した動画教材の方がより学習効果が高いことが明らかとなった。
これらの結果から、デジタル・ナレッジは、”教育アクション付き”動画教材が、今後スタンダードな形として普及していくのではないかと予測している。
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