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2013年11月20日

ドリコム/教育×インターネット「Ed Tech Night」熱く開催

ドリコムは19日、「教育×インターネット」の未来を切り開くイベント『Ed Tech Night』第1夜を、東京の目黒雅叙園で開催した。

満席の「Ed Tech Night」会場

『Ed Tech Night』は、教育現場の抱える課題を紐解き、インターネット技術とデバイスの変化によってどのような可能性があるかを語りあうイベント。最先端での取り組み事例の紹介、同じ志をもつ仲間のコミュニケーションを目的に開催した。
Ed Tech とは、Education×Technologyのこと。

最初のセッションは、一人3分間で自社事業をプレゼンテーションする「Lightning Talk セッション」。
レアジョブの中村岳代表取締役、スタディプラスの廣瀬高志代表取締役、ベストティーチャーの宮地俊充社長、LOUPEの浅谷治希CEO、マナボの三橋克仁CEOが次々に演壇に立ち、熱いプレゼンテーションを展開した。

パネルディスカッション①

「Leading Companyが考えるIT×教育の未来」をテーマにした、パネルディスカッション①では、教育領域とIT領域を牽引するリーディングカンパニー3社が登壇し、Ed Tech分野への取り組みを紹介した。モデレーターはデジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌宏専任教授が務めた。

ベネッセコーポレーション・デジタルビジネス開発セクションの高橋淳セクションリーダーは、今年スタートした進研ゼミ「中学講座」チャレンジタブレットでの取り組みや、渋谷に開設したEd Tech系スタートアップ支援施設「Ed Tech Lab(β)」などを紹介した。

NTTドコモ・ライフサポートビジネス推進部の伊能美和子担当部長は、ライフサポート事業として注目しているのは「教育」と「健康」の分野であること、そして「リアル(現実世界)」と「モバイル(バーチャル)」のハイブリッドにあると、JMOOCへの参画やABCクッキングスタジオとの資本提携の意味を語った。

日本マイクロソフト・エマージングテクノロジー推進部の砂金信一郎部長は、教育現場で「Windows」や「Surface」が導入実績をあげていること、そして今後Windowsテクノロジーを活用したスタートアップが増えて欲しいと、新興企業支援のための総合的な組織「Microsoft Ventures」でEd Techを支援したいと、積極的なアプローチを呼びかけた。

「Ed Tech Night」の登壇者たち

パネルディスカッション②では、「Ed Techで起こす教育イノベーション」をテーマに、スマートデュケーションの池谷大悟代表取締役、Quipperの横井明文日本オフィス代表、大阪大学の岩居弘樹教授、ドリコムの石井学部長がEd Techの効果と課題について語りあった。モデレーターは、野村リサーチ・アンド・アドバイザリーの澤山陽平副主席研究員が務めた。

ディスカッションの最後に「みんな勉強する側に向いているが、ICT教育推進の課題、壁は先生。誰か先生のためのEd Techを開発して欲しい」と語った岩居教授の言葉が印象的だった。

200席用意された会場は立見が出るほどの盛況で、Ed Tech分野でのスタートアップへの関心の高さを伺わせた。

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