2014年5月9日
オデッセイ コミュニケーションズ/先駆者が反転授業のノウハウを語った一冊
オデッセイ コミュニケーションズは、反転授業に先駆的に取り組んできたジョナサン・バーグマン氏とアーロン・サムズ氏がそのノウハウを語った書籍『反転授業~基本を宿題で学んでから、授業で応用力を身につける』を22日に発売する。価格は1500円(税抜)。監修は、東京大学大学院情報学環の山内祐平准教授と大浦弘樹特任助教。翻訳は上原裕美子氏。
科学教師のジョナサン・バーグマン氏とアーロン・サムズ氏は、2007年から米国コロラド州にあるウッドランド・パーク高校で、講義画像を使った授業を開始。その授業を「Flipped Classroom(反転授業)」と呼んでいたところ、メディアが取り上げて名前が一般に広まったという。
『反転授業~基本を宿題で学んでから、授業で応用力を身につける』は、反転授業の導入効果や実践方法、さらに発展させた”反転型完全習得モデル”など、2人のノウハウを凝縮。特に動画の作成方法や、生徒をいかに評価するかというキーになる部分は、それぞれ10ページ以上を割いて紹介している。
また、自宅にコンピューターのない生徒にどう対応するべきか、学校の賛同をどのように取り付けるのか、やる気のない生徒はどうすればいいのかなど、反転授業の導入校が直面しがちな課題について解説するなど、実用的な内容になっている。
発売に合わせて著者の1人であるアーロン・サムズ氏が来日。22日に立命館大学で、24日に東京大学で講演とワークショップを行う。
関連URL
最新ニュース
- 「“AI in Education” 教育現場にも AI を」日本マイクロソフト「EDIX東京」出展情報(2024年4月24日)
- チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース(2024年4月24日)
- MetaMoJi、学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を10月に発売(2024年4月24日)
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、中学校の教科書準拠問題を来年度大幅拡充へ(2024年4月24日)
- 教育ソフトウェア、デジタル採点システム「採点ナビ」にMicrosoft Teams連携機能を搭載(2024年4月24日)
- モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始(2024年4月24日)
- 倉敷翠松高校、生成AIを活用して公式Webサイトをリニューアル(2024年4月24日)
- TUJ、コンピューターサイエンス学科が国内で全課程の履修を修了・卒業するプログラム開始(2024年4月24日)
- 翔泳社、大学生メンター達が作った新しい「情報Ⅰ」の単語帳【なるほどラボ】刊行(2024年4月24日)
- オープンハウス、Web3チャレンジスクール「ロブロックスでゲームをつくってみよう」を実施(2024年4月24日)