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2014年11月12日

NTTコム オンライン/MOOCの利用意向に伸び 「大学のオープン化に関する調査」

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(NTTコム オンライン)は11日、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の福原美三事務局長らと共同で実施した「大学のオープン化に関する調査」の結果を発表した。

図:MOOCの取組みへの評価

調査は、NTTコム オンラインが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」の登録モニターの全年代を対象に実施。

調査の結果、大規模公開オンライン講座(MOOC)の利用意向が昨年に比べて伸びているとともに、受講を希望する分野も多様なジャンルに分散していることが分かった。

MOOCの利用経験者は2.4%で未だ大多数の人で利用経験がないが、未経験者での今後の利用意向は49.5%で、昨年調査時の45.2%という結果と比べて利用意向率も向上が見られた。

MOOCの学習端末についてはPCが52%とほぼ半数だが、スマートホン、タブレット端末を合わせて23%が利用しており、比率としてはPCの半数に迫っている。学習場所についても自宅が51%、その他の場所が46%と拮抗しており、モバイル学習が進んでいる。

学習したい分野についての希望は心理学(32%)、歴史(30.9%)、音楽・映画(28.7%)、経済学・金融(27.7%)が他よりも多い傾向にあるが、特定分野が極端に多い傾向でもなく、教養系科目と実践系科目に万遍なく希望が分散しており多様なニーズが示されている。

オンライン講座で不足しがちなコミュニケーションについて、日本独自の取り組みとして講義映像に登場する担当講師本人による対面の「反転学習コース」があり、受講したい講座で提供されていた場合の受講意向は67.7%と高い割合を示した。

社会人になってからの研修や通信教育、スクール等での学習機会は、過去、現在受講者で27.8%であるが、今後の受講意向者を合わせると48.1%に達する。

調査概要

調査対象: 「NTTコム リサーチ」登録モニター
調査方法: 非公開型インターネットアンケート
調査内容:大学のオープン化に関する調査
調査期間: 平成26年9月18日(木)~平成26年9月24日(水)
有効回答者数:1289名

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