2015年1月26日
鹿児島県/テスト結果をWebサイトで比較し指導改善へ
鹿児島県は、小中学校で実施した、県が独自に作成したテストの結果をWebサイトで比較し、学力の目安や生徒の苦手分野を把握して、指導改善に役立てる「かごしま学力向上支援Webシステム」を、1月下旬から稼動させる。
県では、全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)で、県の平均点が多くの教科で全国平均を下回ったことから、指導改善に取り組むために、「かごしま学力向上支援Webシステム」を開発した。
システムのWebサイトでは、単元や領域別の問題をダウンロードし、授業の最後にテストを実施して内容を振り返ることができる。
テストの結果は、学校や県、市町が確認でき、学校が他校との比較を行ったり、教員が生徒の苦手なところを把握するなどして、指導改善に活かしていく。
全国学力テストでは、基礎的な知識が問われるA問題よりも、思考力・判断力・表現力を問うB問題の方が成績が悪かったことから、B問題に対応した問題を県が独自に作成した。
1月下旬の稼動時には、小学校5年の国語・算数、中学校1年、2年の国語・数学を対象に、50問の問題を配信。全国学力テストが小6、中3を対象にしていることから、その事前準備としてシステムを活用する。
今後、県は、対象の教科を拡充しながら、学力向上に取り組んでいく構えだ。
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