2015年5月8日
首都大学東京と新潟県/スマホアプリ「よこねアーカイブ」を公開
首都大学東京システムデザイン学部渡邉英徳研究室と新潟県は4月30日、2014年度「大学生の力を活かした集落活性化事業」の成果物である、新潟県魚沼市・横根集落の美しい風景と文化を伝えるスマートフォンアプリ「よこねアーカイブ」を公開した。
配信中のApp Storeか5月中に配信開始予定のGoogle Playから、無料でダウンロードできる。
「よこねアーカイブ」は、最新技術を用いて、高齢化の進む山里の魅力を世界に伝える試み。地図上のアイコンをクリックすることで、住民から寄せられた思い出の写真、集落の現在の風景、そして民俗文化を撮影した映像を閲覧することができる。さらに現地では、GPSおよびAR(Augmented Reality、拡張現実)技術を用いて、写真や映像をスマートフォンカメラの視野に重ねあわせて表示することができる。
首都大学東京の学生チームは「よこねアーカイブ」の制作にあたり、集落を3回にわたって訪問し、住民とのワークショップを開催した。ワークショップでは、50代~70代の参加者による「紙地図による写真と記憶の共有」、子どもたちによる「世界に伝えたい『もの・場所・こと』の撮影」が行われた。その成果物をアプリとして公開することによって、地域内における「人と人とのつながり」「人と技術のつながり」を生み、継続的な地域活性化の一助となることを企図している。
関連URL
「よこねアーカイブ」ダウンロードURL:
・iOS (App Store)
・Android (Google Play) :5月中に配信開始予定
「よこねアーカイブ」制作ワークショップ報告記事(ハフィントン・ポスト):
最新ニュース
- 生徒と学びの距離感を近づける「すらら」、全学年を盛り上げた3つの仕掛け/岡山県立和気閑谷高等学校(2024年3月28日)
- 親子で違う通信制高校に期待すること、不安なこと=クリスク調べ=(2024年3月28日)
- リスキリング施策で重視するスキルは「データ活用」がトップ= Reskilling Camp調べ=(2024年3月28日)
- すららネット、数学的思考の土台を固める「仕事に役立つ数学基礎コース」開始(2024年3月28日)
- 電子書籍を現在利用しているのは37.9% = Appliv TOPICS 調べ=(2024年3月28日)
- 渋谷区教育委員会とInspire High、「探究的な学び」の充実に向けた連携協定を締結(2024年3月28日)
- コドモン、山口市の放課後児童クラブ59施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年3月28日)
- エッジ×光文書院、読み上げの合理的配慮へ小学校のテスト音声化サービス開始(2024年3月28日)
- ビスケット×AkaDako 、授業でセンサープログラミングを体験できる教材を販売開始(2024年3月28日)
- EDIX東京、生成AI×教育の今が学べるセミナーを連日開催(2024年3月28日)