2016年3月30日
産官学連携ケータイ教室の効果測定、好ましい回答が増加
KDDIは28日、2015年6月から、ソーシャルメディア研究会、兵庫県警察、兵庫県相生市、たつの市、三木市、養父市の教育委員会と連携し、地域一体での産官学連携ケータイ教室を実施し、児童・生徒を対象とした情報リテラシーに関するアンケートから効果測定結果を発表した。
それによると、「ゲーム機やスマホ等を使うときは、何時でやめるか決めようと思っている」についての好ましい回答の比率が講座受講前は56.4%だったのに対して、受講後は70.7%となり、14.3%アップする結果となった。
また、「友達とネットでひどいけんかをしてしまったら、先生やおうちの人に早めに相談しようと思う」についての好ましい回答の比率が受講前は64.8%だったのに対して、受講後は83.5%と増加。
「ネットでのメールや無料通話アプリ (LINE等) でのやりとりは、トラブルが起こりやすいので、注意して書き込もうと思っている」についての好ましい回答の比率が受講前は73.3%だったのに対して、受講後は89.1%と、こちらも増加した。
この結果をうけ、2016年度もさらに規模を拡大し、また「ゲーム依存と課金トラブル」など4つの教材を追加する等、リニューアルを図って、産官学連携ケータイ教室を開催するとしている。
アンケート実施概要
対象者:兵庫県相生市、たつの市、三木市、養父市の小学校8校 (537名)、中学校3校 (526名)
時 期:2015年6月~12月
最新ニュース
- 「“AI in Education” 教育現場にも AI を」日本マイクロソフト「EDIX東京」出展情報(2024年4月24日)
- チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース(2024年4月24日)
- MetaMoJi、学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を10月に発売(2024年4月24日)
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、中学校の教科書準拠問題を来年度大幅拡充へ(2024年4月24日)
- 教育ソフトウェア、デジタル採点システム「採点ナビ」にMicrosoft Teams連携機能を搭載(2024年4月24日)
- モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始(2024年4月24日)
- 倉敷翠松高校、生成AIを活用して公式Webサイトをリニューアル(2024年4月24日)
- TUJ、コンピューターサイエンス学科が国内で全課程の履修を修了・卒業するプログラム開始(2024年4月24日)
- 翔泳社、大学生メンター達が作った新しい「情報Ⅰ」の単語帳【なるほどラボ】刊行(2024年4月24日)
- オープンハウス、Web3チャレンジスクール「ロブロックスでゲームをつくってみよう」を実施(2024年4月24日)