2016年12月8日
文英堂、教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader」を導入
ACCESSは7日、同社の教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader(レントランス リーダー)」が、 文英堂のデジタル教科書用ビューアとして採用されたと発表した。
文英堂は、教科書をはじめ、学習参考書・問題集なども提供している教育図書出版社。「シグマベスト」のロゴとともに、1921年の創業以来、顧客視点での創意工夫、サービス開発を積み重ねているという。今回、ACCESSの「Lentrance Reader」を導入し、これまで以上に進化した高等学校向けデジタル教科書を制作するなど、デジタル分野への取り組みをさらに強化していく考えだ。
今回の「Lentrance Reader」採用は、公教育に関わる出版社として6社目。「Lentrance Reader」は、EPUB準拠と高度な表現力を兼ね備え、指導者用・学習者用の双方に利用できるビューア。各種教材の複雑な表現(縦書き、数式、漢文、画像回り込みなど)への対応に加え、教材紙面そのものの「固定レイアウト表示」と、文字サイズ・フォント・文字色・背景色などを自由に変更できる「リフロー表示」とのハイブリッド表示を実現。
また、音声の埋め込みやテキスト情報の読み上げに対応しており、マルチコンテンツタイプにも対応。動画・画像・PDFといったファイルをEPUBと同様に本棚に並べることが可能。
「Lentrance Reader」は、現在提供中のWindows版のほか、iOS版やブラウザ版でも、同じ機能・同じUI・同じ操作感で・同じコンテンツを利用することができるという。
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