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2017年5月9日

マイクロソフト、「Windows 10 S」など教育機関向け新製品を発表

マイクロソフトは2日、教育機関向けの新しい製品とサービスを発表した。

これらの製品とサービスには、新たな Windows のエクスペリエンスを実現する「Windows 10 S」、今日の教室でのコラボレーションに対応した「Microsoft Teams」 や創造性を刺激する「Minecraft」の新機能と「Mixed Reality (複合現実)」、小中高の教室向けの多様な「Windows 10 S 搭載 PC」、そして、大学生にとって理想的な Windows 10 S デバイスである「Surface Laptop」が含まれる。

Windows 10 S はセキュリティとパフォーマンス向上のために設計された新しい Windows のエクスペリエンス。Windows 10 S では、教員と児童・生徒・学生が使用するアプリケーションはセキュリティ検証済みのWindowsストアからダウンロードされ、安全な「コンテナ」内でローカル実行される。

Windows 10 S は、Microsoft Word、Excel、OneNote、PowerPoint の全ての機能を含む Office 365 のフルバージョンなど強力なアプリケーション群をサポートする。Windows 10 S により、教員と児童・生徒・学生はSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)、教育ツール、安全な成績評価ツール、コンテンツ作成ツール、対話型ホワイトボードなどのよく使われるアプリケーションにアクセスできる。

Windows 10 S におけるマイクロソフトの目標はオープンで活気のあるパートナー中心型のエコシステムを構築すること。今日、Acer、ASUS、Dell、富士通、HP、Samsung、東芝といったデバイスパートナーが多様な教育向け Windows 10 PC (189ドル~)を提供しているが、今後数カ月間に、これらのパートナーは Windows Ink とタッチ機能を備えた安価で強力なPC から、美しくプレミアムなデバイスまで、多様な Windows 10 S デバイスを提供する予定だ。

すでに Microsoft Word、Excel、PowerPoint Online によって児童・生徒・学生は文書をリアルタイムで共同作成できるが、本年後半には、Microsoft Store for Education に登場する Microsoft Teams の新たな教室向けバージョンが、コラボレーションをまったく新しいレベルへと変革し、教員と児童・生徒・学生が共に学べる教室向けデジタルハブを提供する。
OneNote Class Notebooks、そして、新しい課題とテストの体験により、教員は容易にコンテンツを配布し、成績を評価し、教材をパーソナライズし、児童・生徒・学生、保護者、学校職員とコミュニケーションできるようになる。

Code Builder for Minecraft: Education Edition による教室でのプログラミング学習では、Tynker、ScratchX、そして、マイクロソフトの新たなオープンソースプラットフォーム MakeCode といったプログラミング学習プラットフォームとを組み合わせ、児童・生徒がプログラミングの基礎と可能性を学べることを目的としている。

プレイヤーはプログラムを書くことで、Minecraft: Education Edition の世界を動き回り、物を作ることができる。Minecraft:Education Edition とCode Builder 拡張機能の Windows 10 向け1年間無料試用版は、世界中の学校に向けて Microsoft Store for Education から提供される。

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発表内容の詳細(英語)

日本マイクロソフト

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