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2017年9月11日
母親の過半数が「子どもにもプログラミング力やIT知識は必要」
学研プラスが運営する小中学生向けプログラミングスクール「Gakken Tech Program」では、子どもを持つ30代~40代の女性に「2020年の教育」に関するアンケートを実施し、8日、その結果を発表した。
同調査は東京、埼玉、千葉、神奈川在住で子どもを持つ30代~40代の母親220人を対象に、今月1日にインターネットを通じて実施された。
それによると、2020年に実施予定の教育改革については「知らない」(55.9%)が「知っている」(54.1%)をやや上回り、まだまだ認知されているとは言えない結果となっている。また、新学習指導要領では小学校におけるプログラミング教育が決定しているが、「子どものうちからプログラミングやITの知識を身につけることの必要性」について質問したところ、「とても必要」「少し必要」を合わせた回答が76.8%に上った。
2020年に向けて「始めてみたい習い事、注目している習い事」について質問したところ、意外にも1位は「特にない」、続いて「英会話」と「水泳」となった。さらに、「未来を生きる子どもたちにとくに重要となる能力」について訊ねたところ、他を大きく引き離して「コミュニケーション力」がトップとなった。続いて「創造力・イノベーション力」「物事を柔軟に捉える力」となり、高いコミュニケーション力と広い視野、クリエイティビティが母親たちの考える2020年に必要なスキルであることが分かった。
大都市で多数開催されている「子ども向けプログラミングイベント」については、50.9%が「参加させてみたい」と回答。高い関心を寄せる母親が多い一方で、イベントや塾の存在を「知らなかった」と回答した母親も合計で55%を超えるなど、認知度はまだまだ高いとは言えないことが窺える。
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