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2017年10月17日
乳幼児のスマホ接触頻度、「1日15分未満」が7割
ベネッセ教育総合研究所は16日、東京・神奈川・千葉・埼玉に在住の0歳6カ月~6歳までの乳幼児をもつ母親3400人を対象に、今年3月に行った「第2回乳幼児の親子のメディア活用調査」の結果をまとめ発表した。
この調査は、2013年に実施した第1回に続く2回目。この4年間で生じた母親と乳幼児を取り巻くメディア環境の変化を捉えた大規模な調査だという。
それによると、まず、乳幼児をもつ母親のスマートフォン使用率は92.4%で、2013年の60.5%から31.9ポイントも増加した。
また、乳幼児自身がスマートフォンを「ほとんど毎日」使う(見る)割合も、2013年の11.6%から、9.6ポイント増加し21.2%に。平日1日あたりの使用時間は70.2%が「15分未満」。
乳幼児の外遊びや散歩の時間は約7割が1日1時間以上。おもちゃで遊ぶ時間は約8割が1日1時間以上。一方、メディアごとの視聴時間は、TVを除き約5~9割が1日15分未満。全体的なバランスは4年前と比較して大きく変化していない。
母親が乳幼児に携帯電話やスマートフォンなどでさせることは、「写真を見せる」84.4%、「母親や子どもが撮った動画を見せる」76.2%。「親が家事で手をはなせないとき」にスマートフォンを使わせる割合は、2013年の7.7%から7.5ポイント増加し15.2%に。
子どもがスマートフォンを使う場合の主な工夫は、「長時間見せない」「使用させない環境をつくる」「親と一緒に使う」「使う機能を制限する」が多かった。
今回の調査の結果から、スマートフォンが子育ての場面で広く利用されており、親子の時間をつなぐ身近なツールになっていることが分かった。家事の最中など、場面によってはこれまでテレビやビデオ視聴に使われていた時間がスマートフォンの利用時間に代わる傾向もみられた。
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