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2017年10月31日

日経BPコンサルティング、大学Webサイトランキング1位は名古屋市立大

日経BPコンサルティングは27日、大学Webサイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価した「〔PC編〕全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2017-2018」の結果を発表した。総合ランキングは、1位が名古屋市立大学(公立)、2位が東京工科大学(私立)、3位が富山大学(国立)となった。

対象大学は、国立・公立・私立の111大学サイト。ランキング上位では大きな動きがあった。数年かけてユーザビリティを向上させてきた5サイトが上位ランキングをほぼ独占する形となった。

〔PC編〕総合ランキング、ベスト10(2017年)

〔PC編〕総合ランキング、ベスト10(2017年)

総合スコア・ランキングのトップ10は表のとおり。トップ3は名古屋市立大学、東京工科大学、富山大学で、いずれも総合スコア90以上。これにスコア80台の北海学園大学、静岡県立大学、崇城大学が続く。

上位6サイトのこれまでのランキングを見ると、3位の富山大学を除き似た傾向がある。いずれも3、4年前にランキング上位に入り、その後ランキングの上昇を続けている点。

例えば名古屋市立大学は2013年にトップ10に入り、その後もじわじわと順位を上げて今回1位に輝いた。東京工科大学も同じく2013年に上位といえる16位に入り、その後、一度だけ順位を下げることがあったがサイト改善を続け、今回、見事に2位となった。

これまでにも急激にランキングを上げる事例はあった。サイトをリニューアルすることでランキングが上がる例が多いが、本調査の診断項目は多岐にわたっているためで、短期で上げられる項目もあれば、時間のかかる項目もあるという。

富山大学は前回まで3年連続で1位を保ってきたユーザビリティに優れたサイトだが、こうした熱心な取り組みを続けてきたサイト群の前に、今回は1位の座を譲り3位となった。

調査対象サイトは、全国の国立大学38校、公立大学11校、私立大学62校。対象サイトは、国立大学、公立大学、私立大学のそれぞれについて、リニューアル頻度やこれまでの本調査のスコア上昇率などを参考に、サイト・ユーザビリティ向上に熱心に取り組んでいると思われるサイトを、日経BPコンサルティングの判断で選定した。なお、医科大学、歯科大学、薬科大学、獣医大学、畜産大学、保健大学、芸術大学、体育大学などは総合大学に比べてサイト構造がシンプルでユーザビリティも高くなる傾向があるため、対象から外した。

調査実施期間は、2017年6月上旬~7月下旬。

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