- トップ
- 企業・教材・サービス
- JASA、ハードウェア抽象化レイヤーの国際規格をOMG に提案
2017年11月14日
JASA、ハードウェア抽象化レイヤーの国際規格をOMG に提案
組込みシステム技術協会(JASA)は13日、「HAL4RT」という規格名でロボットおよび組込みシステム向けのハードウェア抽象化レイヤーの国際標準化を進めているOMGに対し、「OpenEL1 3.0」を国際規格とする提案を11月6日に行ったと発表した。
現在、2014年11月にJASAが提案したバージョンが、「HAL4RT 1.0 Beta」としてOMG から公開されているが、その後、JASA OpenEL国際標準化委員会でアーキテクチャの見直しなどを行った結果、「OpenEL 3.0」を「HAL4RT 2.0」として再度提案することになった。
来月に米国カリフォルニア州バーリンゲームで開催されるOMG主催の技術会議で提案レビューを行い、早ければ来年6月の国際規格化を目指す。
「OpenEL」は、主にロボットや制御システムを対象とし、モーター制御やセンサーなどのデバイスの入出力に特化した標準 API(Application Programming Interface)仕様を定義している。
「OpenEL」というハードウェア抽象化レイヤーを設けることで、初心者では難しかったモーター制御が、「OpenEL」のAPIを利用することで誰でも簡単にできるようになり、ソフトウェアの開発後にデバイスが変更されてもソフトウェアの変更は不要となることを実現している。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)