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2017年11月22日
マテルと静岡大、プログラミング教育カリキュラムを共同研究
マテル・インターナショナルと静岡大学は21日、イモムシ型プログラミング知育玩具「コード・A・ピラー」を教材にした、小学生向けプログラミング教育導入カリキュラムの共同研究を開始したと発表した。
「コード・A・ピラー」は、マテル・インターナショナルがフィッシャープライスブランドから2016年9月に発売した、3歳から始められるプログラミングおもちゃ。
「前進」「右折」「左折」「サウンド」などのさまざまな仕掛けがコーディングされたイモムシの頭部や胴部となるパーツをつなぎ合わせると、つなぎ合わせたパーツの順番(指示)通りにイモムシを動かすことができる。
今回、共同研究を進める静岡大学教育学部塩田研究室は、「情報教育やキャリア教育、環境教育や創造性教育などの現代的教育課題に関して、どのように教えていくか」というテーマのもと、さまざまな企業と共同研究を実施している。
共同研究では、同大教育学部学校教育講座准教授・塩田真吾氏を中心に、「コード・A・ピラー」を活用した指導や、カリキュラムを含む教育パッケージの内容の開発を行う。
PCを使用する必要がない上にリーズナブルな価格で購入でき、児童たちがグループワークで議論しながらプログラミングが学べる、学校でのプログラミング教育に最適な導入教材として「コード・A・ピラー」を採用し、発達段階に合わせた授業が提供できる教育パッケージの開発を目指す。
今回の共同研究は、「コード・A・ピラー」を自分の意図したように動かすために試行錯誤を重ね、どのようにゴールまで辿り着けるか、ゴールまでどんなルートが考えられるかなどの論理的思考を育むカリキュラム開発を目的とした共同プロジェクトだという。
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