2018年5月16日
プログラミング学習で2人に1人が「勉強や物事を深く考えるようになった」
学研エデュケーショナルが運営する「もののしくみ研究室」は、会員の保護者を対象に、プログラミング学習を始める前と現在の子どもの変化についてのアンケートを実施し、15日、その結果を発表した。
「もののしくみ研究室」は、同社がカリキュラムを作成し、塾・教室向けに展開しているロボットプログラミング講座。自動ドアやシャワー付きトイレ、信号機など、生活に身近なものを毎回テーマに取り上げ、全国約650教室で開講している。今回のアンケートでは、プログラミング学習をするとどのような効果があるのか、実際にプログラミングを学習した子どもたちや保護者がどのように感じているのかを訊ねて、567件の有効回答を得た。
それによると、保護者のおよそ半数が、ロボットプログラミング講座を始めてわずか1年で「勉強や物事を深く考えるようになった」と感じていることが分かった。自らロボットを組み立て、プログラミングを行いながら試行錯誤を重ねることで、自然と物事を深く考えられるようになったのだろうと同社では受け止めている。
また、集中力・忍耐力・表現力などの大切な力が養われていることも分かった。学びの楽しさが感じられたり、自分の思い通りに工夫できたりする教材を使うことで、さまざまな変化が見られるようになったようだ。また、巧緻性が大きく養われているのにも、ロボットの組み立てが大きく影響しているとしている。
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