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2018年10月12日
アクセルとAcculus、AI・コンピュータビジョン分野で協力
アクセルとAcculusの2社は11日、互いの強みを生かしたエッジデバイス向けの高度な画像認識ソリューションで協力していくことで合意したと発表した。
両社は、アクセルが独自開発したディープラーニング・フレームワークとAcculusが提供する骨格検知などの機械学習モデルを組み合わせたソリューションを推進し、コンピュータビジョン分野での両社のプレゼンス拡大を目指す。
アクセルの「AILIA(アイリア)」は、エッジ側推論に特化したディープラーニング・フレームワーク。インターネット上で公開されている動作確認済みの学習モデルやアライアンスパートナーが提供する学習モデルを使用することで、ディープラーニングを活用した物体検出、顔検出、表情認識、年齢推定などを容易に実装することができる。
一方、Acculusが提供する骨格推定などの機械学習モデルは、クラウドへの接続無しにエッジ側のみで、組み込みAIによる高精度な複数人の姿勢検出及び顔特徴点検出ができる。
アクセルの「AILIA」とAcculusの機械学習モデルを組み合わせたソリューションは、様々な分野で活用が期待される、高度な画像認識システムを構築することができる。
また、ゲーム開発エンジンとして幅広く利用されるUnityに対応していることに加え、「AILIA」とAcculusが提供する学習モデルはともに自社開発で、組み込み機器への移植などにおいても複雑なライセンス関係を気にせず導入することができる。
監視カメラを用いた不審者検知やスポーツの動作解析、消費者行動解析によるインサイト調査への応用など、骨格推定を用いたディープラーニングによる画像認識は様々な分野での活用が期待されている。
顔特徴点検出の機械学習モデルを組み合わせることで、より詳細な顔のパーツを検出することができ、車載機器の居眠り検知やバーチャルYouTuberのアバターの表情連携などにも利用できる。
■AILIAとAcculusの学習モデルを用いた骨格推定デモ
■[バーチャルYouTuberのアバター連携をイメージしたデモ
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