- トップ
- 企業・教材・サービス
- ライティング添削プラットフォーム「Rewrites」が「未来の教室」に採択
2018年10月19日
ライティング添削プラットフォーム「Rewrites」が「未来の教室」に採択
キャタルは18日、同社が提供するライティング添削プラットフォーム「Rewrites(リライツ)」を利用した学校教育プログラムが、経済産業省が展開する「未来の教室」実証事業へ採択されることが決定したと発表した。
本プログラムは、武蔵野大学附属千代田高等学院の一部のクラスで「Rewrites」を使った英語のライティング教育を開始するもの。今後、本実証実験の結果をもとに、全国の中学校・高校に対して、ICTを利用した新しい英語教育の提供を目指すという。
Rewritesは、「書く」「フィードバック」「書き直す(リライト)」を繰り返すことで英語力の向上を目指す、ライティング添削プラットフォーム。ICTを活用したサービスを提供することで、世界の名門大学出身者やバイリンガルなど、英語による高いライティング力を持つ教師から、丁寧な指導を受けることができる。
生徒がRewritesに物語のサマリーやエッセイなどの文章を入力し提出すると、1週間程度でフィードバックが届く。フィードバックは、動画によるメッセージと、文法の指摘やネイティブらしい言い回しのアドバイスなどを一文ずつ細やかにコメントしたテキストの2種類で行われる。内容をもとに書き直したものを送付すると、再度フィードバックを受け取ることができる。このサイクルを繰り返すことで、高いライティング能力の習得を目指すという。
現行のセンター試験に代わって2020年度から「大学入学共通テスト」が導入されるほか、学習指導要領にも大幅な改定が見込まれるなど、教育現場は大きな変化に直面している。特に、英語では従来の「読む・聞く」の2技能に加え「書く・話す」が重視された4技能が求められることが注目されている。
中でも「書く」力の育成には、丁寧で質の高い添削やフィードバックなど時間をかけた教育が必要だという。しかし、既に教師の長時間労働が問題視されるなか、長文を添削する時間を捻出することが難しいという教師側の課題がある。こうした中で、これまでの授業方法とは異なる手法の創出が求められている。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、北海道標津町の小中学校がICTサービス「CoDMON」導入(2024年4月18日)
- ラインズ、愛知県東海市が入退室管理システム「安心でんしょばと」を一斉導入(2024年4月18日)
- ベネッセ、通信制サポート校「Be高等学院」を2025年4月に開校(2024年4月18日)
- 木村情報技術のメタバースサービス「KIMULAND+」、西九州大学が初導入(2024年4月18日)
- スペクトラム・テクノロジー、「ハイレゾ入門に最適、Pi Audio 基本キット」販売開始(2024年4月18日)
- みんなのコード、子どもたちの創造的活動機会の必要性に関する提言(2024年4月18日)
- 日本漢字能力検定協会、「全国高等学校ダンス部選手権」に協力(2024年4月18日)
- みんなのコード、小学校向けプログラミング教材に「やさしい日本語」への切り替え機能を追加(2024年4月18日)
- ビズアップ総研、セミナー「Microsoft TeamsとCopilotで変革するワークスタイル」5月開催(2024年4月18日)
- エスエイティーティー、eラーニングシステムの導入と有効活用に焦点を当てたセミナー 26日開催(2024年4月18日)