2023年4月11日
イースト、辞書アプリ「DONGRI」の高崎商科大学附属高校事例第2弾を公開
イーストは8日、辞書アプリ「DONGRI」の導入事例である高崎商科大学附属高校事例の第2弾を公開したと発表した。
今回は同社と高校の担当者が共同で授業プランを練り、同社メンバーが出前授業を行った。授業では「言葉を調べる」ために辞書を使うのではなく、「表現を磨く」ために国語辞典を活用した。
同授業は、表現の工夫や言葉選びの面白さを味わう同校・国語科の教員神戸沙織氏から「生徒の表現力や語彙力を高めるために、国語辞典をより活用させることはできないか」との相談がきっかけで実現したもの。同社カスタマーサクセス担当の平松和旗氏が普通科1年1組で「表現を磨く出前授業」を行った。
生徒は文章を書くことに抵抗はなく、感想文やスピーチ原稿など、それなりの量の文章を書くことはできる一方で、学級日誌に生徒が書いた「~を頑張りたいです」「~ができてよかったです」などの文章には、表現の幼さも感じられた。そこで、授業づくりの目標を「学級日誌など、普段書く文章の中にも瑞々しい表現を取り入れられるよう、生徒の書く意欲を高めること」とした。
具体的には、「相手に思いを伝えるための語彙や表現を工夫し、自由に使いこなす面白さを実感できる」ことを出前授業のねらいとし、「最近自分の心が動いた瞬間」を伝える文章を書きあげ、国語辞典の使用やグループワークを通して、表現を磨く授業づくりを行った。
『明鏡国語辞典』には、類語やより大人びた表現に言い換えられる品格語が豊富に掲載されている。掲載語のうち、神戸氏は生徒が文章の中でよく使用する語を一覧にまとめ、ヒントカードとして配布。一覧中の語句にはDONGRIの辞書ページへのリンクが貼り付けてあり、クリック1つで該当する辞書画面を表示する。 生徒は、自分が書き上げた文章と一覧にある語句を見比べて言い換えられる語を探し、辞書を活用して表現を練り上げた。
授業後の意見交流会に参加した教員からは、「理科の授業や探究学習でも一覧表(ヒントカード)を活用し、発表資料を作成する際にDONGRIを利用したい」という声があった。相手や状況に合わせて「書く」こと、そこでの表現を見直し練り上げることは、国語の授業に限らず、多くの学習場面で活用できることがわかった。
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