2025年9月10日
高校受験対策の開始時期は「早期派」「標準派」「スパート派」=じゅけラボ予備校調べ=
じゅけラボ予備校は8日、子どもが高校受験の対策として、塾または家庭教師(オンライン含む)を利用したと回答した375名の40~59歳の男女を対象に実施した、教育サービスを始めた時期と受験結果についての調査結果を発表した。

それによると、開始時期が「小学生」「中学1・2年生」「中学3年生」の3つの層に大きく分かれる「三極化」の傾向が鮮明になった。それぞれの家庭で、異なる戦略や考え方を持って高校受験に臨んでいる実態が浮き彫りとなっている。
また、今回の調査で全体の約3割にあたる30.7%の家庭が、小学生のうちに高校受験対策を見据えて塾や家庭教師を開始していることが明らかになった。
この「早期準備派」は、高校入試で重要視される中学の内申点を見据え、学習習慣の確立や基礎学力の定着を早い段階から目指していると考えられる。
現在、最も多くの割合を占めているのが、中学1・2年生から対策を始める37.1%(中1:20.0%・中2:17.1%)の「標準派」。
この層は、中学校生活に慣れ、部活動なども本格化する中で、学校の授業の補完や定期テスト対策を主目的に塾や家庭教師の利用を開始するケースが多いと推察される。高校受験の仕組みや内申点の重要性を具体的に理解し始めるこの時期に、基礎を固め、着実に応用力を伸ばしていくスタイルは、受験準備の“王道”と言える。
注目すべきは、中学3年生になってから対策を始める「ラストスパート派」が27.2%と、約3人に1人の割合で存在すること。これは決して「出遅れ」を意味するものではなく、むしろ、部活動に最後まで打ち込んだり、本人の学習意欲が最高潮に達したりするのを待ってからスタートする家庭の考え方が反映された結果と見ることができる。
高校受験の結果では、「第一志望高校に合格した」と回答した保護者は83.2%にものぼり、「第一志望高校には不合格、第二志望高校に合格した(11.5%)」と合わせると、実に94.7%が第二志望までの高校に合格していることが分かった。
中学3年生から塾や家庭教師の利用を開始した「ラストスパート派」に絞った102名を対象に合格実績を分析したところ、第一志望校の合格率は83.3%に達することが明らかになった。
高校受験対策で塾、家庭教師を利用した子どもが合格した高校の偏差値について尋ねたところ、「偏差値50~57(28.8%)」、「偏差値58~64(27.2%)」がボリュームゾーンとなり、全体の半数以上を占めた。さらに「偏差値65以上(14.7%)」も加えると、実に70.7%、約7割の生徒が偏差値50以上の中堅から上位レベルの高校に合格していることが判明した。
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