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2026年10月14日
raquty、千葉県の高校テニス大会で大会運営システム「raquty Pro」を導入
raquty(ラクティー)は12日、10月3日・4日に千葉県千葉市で開催された「第59回 千葉県高等学校新人体育大会 テニス大会」で、同社が提供する大会運営システム「raquty Pro(ラクティープロ)」を導入し、大会運営のペーパーレス化および効率化を実現したと発表した。
2027年度に千葉県で開催される全国高等学校総合体育大会(テニス競技)を見据え、これからの高校硬式テニス界における新しい大会運営モデルの構築を目指す千葉県高体連テニス専門部と共に、その「キックオフ」として本大会でのシステム運用を開始した。
教育現場における「教員の働き方改革」が急務となる中、休日に開催される部活動の大会運営は、教職員にとって大きな負担となっている。
特にテニスは、複数のコートで同時進行する試合状況の把握や、紙のスコアカードを用いたスコア記録など、アナログで煩雑な業務が多く残されている。
千葉県高体連テニス専門部では、「新しい仕組みを取り入れて現場の運営を変えていく」という意思のもと、自らが「パイオニア」となって持続可能な大会運営のモデルケースを構築し、その新しいカタチを千葉県から全国へ発信していく構想を描いている。
その目標を実現するため、2026年4月から準備を開始し、実際の現場運用を正確に把握するべく、今年度、奈良県で開催された全国高等学校総合体育大会(テニス競技)の視察も行った。
全国規模の大会運営を肌で学び、現在のシステムにどのような要素を加えれば、実際の大会現場でより使いやすいシステムとなるのか、議論を重ねてきた。
目指すのは、システム導入により業務を効率化し、少人数でも円滑に大会運営ができる環境を整えることで、大会開催を持続可能なものにしていくこと。
現場の声を取り入れたシステムを導入した本大会の取り組みは、教員の業務負担を根本から見直し、持続可能な大会運営を実現していくための第一歩。
今回の運用で挙がった意見や改善ポイントを踏まえ、より現場に馴染む形へとブラッシュアップしていくという。
本大会では、従来、紙で行われていた業務をデジタル化し、ペーパーレスによる大会運営を実施した。特に、審判が端末からスコアを入力し、試合終了直後にコート上から結果登録を行う方式を採用したことで、結果報告までのリードタイムを大幅に削減し、円滑な運営に貢献した。
これらの取り組みは、すべてのデータを「raquty Pro」上で一元管理することで実現したものであり、リアルタイムな情報共有によって業務の無駄が省かれ、少人数でも安定した大会運営が可能となった。
さらに、蓄積されたデータを選手や観客へもリアルタイムで届けることにより、これまでにない大会体験とワクワク感を提供し、大会全体の価値向上にも寄与した。
■ 本大会での取り組み内容と成果
1. 進行管理・業務のスリム化
本部では「raquty Pro」を活用し、大会全体の進行をシームレスに管理した。
従来の紙ベースによる進行管理から脱却し、関係者間でリアルタイムに情報を共有し、同じ画面を見ながら管理することで、情報伝達のリードタイムやコミュニケーションコストを大幅に削減した。
また、RU(ロービングアンパイア)も手元の端末から各コートの状況を正確に把握できる環境を整えた。
コート上から結果報告が行われると、トーナメント表やオーダーオブプレイが自動で更新される。また、審判端末と連動したリアルタイムのスコア情報を活用することで、試合の割り当てや進行調整をスムーズかつ効果的に行えるようになった。
2. 審判(スコアリング)業務のデジタル化
本大会ではSCU方式を採用し、審判が端末上の「raquty Pro」スコアリング機能を用いて1ポイントごとにスコアを入力する。また、試合終了後も審判がコート上から直接端末で結果報告を実施する。
これにより、試合終了から本部への報告に要するリードタイムを大幅に短縮し、よりスピーディーで円滑な大会運営を実現した。
千葉県高体連テニス専門部では、今後の大会での継続的な活用も見据え、事前に行われた審判講習会などを通じて選手が日常的にシステムへ触れ、操作に慣れた状態で本番に臨んだ。
その結果、本大会ではスコア記録のトラブルによる試合中断が1件も発生することなく、全日程を円滑に終了することができた。
従来、審判を務める選手にとって紙のスコアカードへの記入は大きな負担となっていた。本システムはその課題を解決する有効な手段になると考えており、今後も選手の声を取り入れながら、ブラッシュアップしていく予定。
3. 選手・観客へのリアルタイムな情報提供
選手や観客は、「ゲストサイト」を通じて、進行状況やリアルタイムの試合速報、スタッツなどのアナリティクス情報をどこからでも確認できるようになった。
試合前の選手は本部に足を運ぶことなくオーダーオブプレイを確認できるほか、各コートの1ポイントごとの進行状況を把握することで、ウォーミングアップの時間調整などを柔軟に行える。
観客にとっても、同時間帯に行われている複数の試合や別会場の状況をリアルタイムで追えるため、観戦体験の価値向上につながっている。
さらに、審判が記録したスコアデータは「アナリティクス機能」として視覚化され、試合終了後の詳細な振り返りに活用可能。スタッツや試合展開を示すグラフ表示により、感覚だけに頼らず、客観的なデータに基づく分析が可能となる。
実際に本大会においても、試合直後に選手と顧問の先生がアナリティクス画面を囲んで振り返りを行う姿が数多く見受けられたという。
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