2014年1月29日
反転授業の研究/「第5回反転授業オンライン勉強会」を開催
反転授業の研究は27日、反転授業を行うのに必要なスキルについて学びあう「第5回反転授業オンライン勉強会」を開催した。
第5回目のテーマは「授業設計」。日本ではまだ情報の少ない反転授業の専門家や実践者のオンライン講義が受けられるとあって、多くの人が参加した。
MOOCのサポート支援などを行う井上博樹氏は、オンライン教育プラットフォームの変遷などについて講義を行った。その中で、「カーン・アカデミー」や「Coursera」などの新しいプラットフォームを紹介。学習効率を追求する従来の教育方法と違い、どれだけ時間をかけても満点を取るまで学ぶという教育方法「Mastery Learning(完全習得型学習)」を備えていると、その特徴を語った。
パフォーマンス・インプルーブメント・アソシエイツの米島博司代表は、効果的な研修を実現する技法「インストラクショナル・システムズ・デザイン(ISD)」について講義。ISDを作るフェーズで重要なのが「分析」で、効果や効率など教育の妥当性を確認することが必要だと説明。また、ISDの目標設定は、「~を理解する」「~を習得する」といった曖昧なものでなく、「~できる」のように明確な表現にしなければならないと語った。
FCS数学教室を主催する浜武しんいち氏は、動画と確認テスト使った反転授業の実践例を紹介した。教室では、授業風景を撮影してYouTubeで公開し、生徒がその動画を見て予習を行い、授業では確認テストを行っているという。通常の学校や塾で行っている授業には、演習問題を解く時間が無いと課題を指摘。授業動画を作ることで、テストに充分な時間をあてることができると述べた。
次回は、2月に「ISDと教育効果測定」をテーマに開催する。
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