2015年6月4日
内田洋行/プリントに書いた文章をデジタル化しタブレットに転送できるスマートペン
内田洋行は3日、NeoLAB Convergence Inc.(韓国・ソウル)と日本法人であるNeoLABが開発したコード技術を使用したスマートペン「Neo smartpen N2」(ネオスマートペン エヌツー)と、両社で共同開発した授業用アプリケーション「N School Note」(エヌスクールノート)とを、小中高の授業での1人1台タブレット端末活用のツールとして、文教市場向けの独占販売契約を締結したと発表した。7月20日から販売を開始する。
「Neo smartpen N2」は、専用コードが埋め込まれたA4サイズのプリント用紙に書いた文章や数式がデジタル化されそのままタブレット端末に転送することのできるスマートペン。タブレット上で表示された筆記内容を電子黒板などに提示することで、授業での発表を円滑に行え、1人1台タブレット端末を活用した授業をサポートすることができる。
スマートペン「Neo smartpen N2」と、NeoLABと内田洋行で開発したアプリケーション「N School Note」を併用することで、ワンタッチリプレイ機能によって書いた軌跡を即座に確認することができるほか、一般用紙をもとに専用コードを埋め込んだシートを作成することや、ペン内蔵メモリーに筆記情報を保存することが可能。
なお、スマートペン「Neo smartpen N2」は、筑波大学附属小学校「未来の教室」のタブレット端末環境のなかで、実証研究を行っており、情報端末と紙での手書き入力を合わせて活用することで、児童・生徒の思考力や発想力への影響がどうかなどに関する検証を進めていく予定だという。
問い合わせ先
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)