- トップ
- 企業・教材・サービス
- みんなのコード、2023年度「生成AI100校プロジェクト」の実践報告を公開
2024年5月31日
みんなのコード、2023年度「生成AI100校プロジェクト」の実践報告を公開
NPO法人「みんなのコード」は30日、2023年度に実施した小中高対象「生成AI100校プロジェクト」の実践報告を公開した。
同プロジェクトは、4カ月という限られた期間であったにも関わらず、全国104校から参加申し込みがあり、教員に授業などで「プログルラボ みんなで生成AIコース」ベータ版を活用してもらった結果、6019人の児童・生徒が利用し、36.8万件の対話があった。
「みんなで生成AIコース」は、MIXIが提供する子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」のプロデューサー笠原健治氏が個人として資金提供し、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決を目的に取り組んだ「みてね基金」第2期イノベーション助成のもと開発し、いち早く学校現場に提供を開始。
みんなのコードは、2023年12月に「みんなで生成AIコース」ベータ版をリリースし、小中高対象の同プロジェクトを開始。「みんなで生成AIコース」ベータ版を100校限定で無償提供するとともに活用の手引きを公開し、多くの学校で使えるようにした。
同プロジェクトでは、2023年12月~2024年3月末までの間、小中高合わせて104校、延べ6019人が「みんなで生成AIコース」を利用。期間中、36.8万件の対話があり、これは1人につき約60回の対話がされている計算になる。
また、実際に「みんなで生成AIコース」を授業で利用した児童・生徒1620人が回答したアンケート結果から、生成AIを利用した小学校の約7割、中学校の約8割が、普段の授業と比較して、「生成AIを使用することにメリットがあると実感した」ことが分かった。
一方、教員向けのアンケートからは、生成AIを利用した全教員が、「生成AIを使いこなす力は、全ての児童・生徒にとって重要なことであると思う」と回答した。
関連URL
最新ニュース
- 小中学生、「仲間外れ」などの問題が起きやすいのは3人グループ=ニフティ調べ=(2024年6月28日)
- 大企業と中堅中小企業 生成AIに係る教育の実施の差は約4倍=リブ・コンサルティング調べ=(2024年6月28日)
- スプリックス、「SPRIX CBT」が静岡市の全市立小中学校に一斉導入(2024年6月28日)
- 埼玉県、働く人のためのオンライン「DX推進講座」を開講(2024年6月28日)
- 工学院大学と東京都立科学技術高等学校が教育連携に関する協定を締結(2024年6月28日)
- eboard、生成AI活用した教育現場での「やさしい日本語の活用実証」を開始(2024年6月28日)
- カナメプロジェクト、東京学芸大学の生成AI/Web3技術活用システム構築をサポート(2024年6月28日)
- 加速キッチン、日本人初 女子高校生チームの国際素粒子実験がスイス・CERNで採択(2024年6月28日)
- KADOKAWA、大人気のゲーム「マインクラフト」のためになる書籍2冊同時発売(2024年6月28日)
- ライフイズテック、トップクリエイターによる中高生向け講演会を夏休みに開催(2024年6月28日)