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2025年12月17日
「IT業界はマネジメントや設計ができる人材が枯渇」=ITスクールRareTECHが調査レポート公開=
varが運営するITスクール「RareTECH」(レアテック)は16日、国内IT市場の人材不足の実態と、同スクールが実施した「ハッカソン秋の陣」の開催レポートを公開した。
同レポートでは、生成AIが普及した現在でも、現場では依然として「マネジメントや設計ができる人材」が不足している点を指摘。AIツールの普及後も、このギャップは解消されておらず、IT人材教育のあり方を見直す必要性が改めて明らかになった。
日本では、「2030年時点で 最大約79万人のIT人材が不足する」と経産省や情報処理推進機構(IPA)が推計しており、特にクラウド・DX・サイバーセキュリティ・データサイエンスといった領域で需要が急増。これらの分野では教育供給が追いつかず、供給と需要のギャップが拡大している。
一方で、単にツールを操作できるだけでは現場の課題を解決できず、マネジメントや設計のスキルが不足する状況が続いている。クラウドを利用したシステムが一般的になった現在、システムが高負荷にも耐えられるかつコストも最適化された設計を採用し、そのプロジェクトを推進するためのマネジメント力が重視されている。
これらのセキュリティ対策や障害対策まで見通せる設計力は簡単に身に付くものではない。今回公開したRareTECHのレポートでは、この 「マネジメント・設計スキルのギャップ」 を重要な課題として位置づけている。
RareTECHのハッカソンを通して、初心者がつまずきやすいポイントは、①「アプリは顧客の問題を本当に解決しているのか」が考慮できていない、②納期を意識した開発ができていない、③セキュリティ・障害対策の知識不足―3点に集約されることが分かった。
RareTECHでは、「未経験から体験できるチーム開発」を目的としたハッカソンを年4回開催。2025年11月開催の「ハッカソン秋の陣」には 48人 が参加し、レベルの高い成果発表が行われた。特に優秀なチームは、現役エンジニアでも扱いが難しい技術 を活用した実践的なアプリを発表。単に技術を使用するだけでなく、ペルソナ設計、技術選定、ER図、画面遷移図などの要件定義・設計ドキュメントも高い完成度でまとめられており、設計力の成長が明確に見られた。
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