2026年2月12日
生成AI、「今後も使いたい」学生は94.6%、企業側も約7割が今後の活用に前向き =i-plug調べ=
i-plugは9日、「27卒学生と企業を対象としたChatGPT等の活用に関する調査」の結果を公開した。

それによると、「今までにChatGPT等の生成AIを活用したことはありますか?」の問いには、27卒学生の97.7%が「はい」と回答。2024年(25卒)調査時の60.5%、2025年(26卒)調査時の86.9%と比較すると、この2年間で37.2ポイント増加。学生のChatGPT等の生成AIの利用が定着しつつあることがわかる。

ChatGPT等の生成AIの活用場面に関する設問では、「就職活動」での利用が最多の75.8%。2024年(25卒)調査時の45.8%、2025年(26卒)調査時の63.0%と比較すると、この2年間で30ポイント増加。就活においてもChatGPT等の生成AIの活用はさらなる広がりが見受けられる。

ChatGPT等の生成AIを就職活動のどの場面で活用したかでは、最多の回答は「エントリーシートや履歴書の添削(79.9%)」。次いで「自己分析(59.4%)」、「メール作成(52.8%)」、「面談・面接対策(52.2%)」となった。文章作成だけでなく、自身の思考整理や壁打ち相手として、ChatGPT等の生成AIを活用していることが推察できる。

企業側の新卒採用活動におけるChatGPT等の生成AIの活用状況については、「活用している」と回答した企業は54.8%だった。

どのような場面で活用したかの問いには、「自社のPR文作成(69.6%)」、「学生へのオファー文作成(69.0%)」が上位、4番目に多い項目として「採用課題に対する壁打ち(42.1%)」。文章の作成だけでなく、考えに対する壁打ちにも活用されていることがわかる。

企業が学生へのオファー文章にChatGPT等の生成AIをを活用することに対しては、77.7%の27卒学生が「とても良いと思う」または「良いと思う」と回答。オファー文章に生成AIを活用することに対して、7割以上の学生が「好意的」に捉えていることがわかる。

学生がエントリーシートや履歴書作成時に、生成AIを活用することに対しては「とても良いと思う」「まあ良いと思う」と回答した企業は44,7%だった。前年調査と比較して肯定する企業が増加傾向にあることがわかる。しかし、企業側の最多回答は「どちらともいえない(41.9%)」であることから、ChatGPT等の生成AIの活用に対して一定の理解を示しつつも、明確に判断を示していない企業が多いと推察される。

今後「ChatGPT等の生成AIを活用したいか」の設問では、94.6%の27卒学生が「とても活用したい」または「活用したい」と回答。昨年5月に実施した26卒学生の調査(84.4%)と比較して、10.2ポイント増加した。
一方で、「活用したくない」または「あまり活用したくない」を選択した27卒学生はわずか1.8%。ChatGPT等の生成AIが、今後の大学生活や就職活動において必要不可欠なサービスになることが推測できる。

今後「ChatGPT等の生成AIを活用したいか」の設問では、67.3%の企業が「とても活用したい」または「活用したい」と回答した。27卒学生と比較すると活用の意向が低いが、多くの企業が生成AIの活用を進めていくことが推察できる。

採用選考(面接)において、エントリーシートや履歴書の提出を学生に求めている企業は91.0%。昨年5月に実施した同内容の調査結果と比較して大きな変化はみられなかった。

企業に対し、選考書類においてChatGPT等のAI使用を見極める対策を行っているか尋ねたところ、97.2%が「いいえ」と回答。前年調査の97.9%と比較しても大きな変化はなく、学生のAI利用率が急増する一方で、企業側が選考プロセスにおいてAI検知等の具体的な対策や規制を強化する動きは見られない。
なお、実施している企業からは、具体的な方法として「書類と面接内容の整合性の確認」や「書面における日本語や表現の違和感の確認」などが挙げられた。
関連URL
最新ニュース
- 高校無償化2年目 保護者の6割「高校選びの選択肢が広がった」=明光義塾調べ=(2026年10月15日)
- 短大の保育学生が10年で約6割減~対策は、「園長通信」10月号で特集(2026年10月15日)
- 姫路市、クラファンで「子どもの学校改革応援プロジェクト2026」への寄附募集(2026年10月15日)
- スクー、熊本県芦北町で「Schoo Mesh」活用した地域共創型人材育成プログラム提供開始(2026年10月15日)
- MetaMoJi、施工管理アプリ「eYACHO」初のリアルイベント「eYACHO現場会議2026」開催(2026年10月15日)
- 茨木市、全国初 純国産LLM活用による小中学校向け校務AI実証を開始(2026年10月15日)
- 大学パワーランキング、「民間企業からの研究資金が多い大学ランキング」を発表(2026年10月15日)
- 「理解できた」 高校3年生の約9割が後日ひとりで解けず=武田塾調べ=(2026年10月15日)
- 帝京平成大学、学校公式サイトと薬学部サイトを WOVN.io で多言語化(2026年10月15日)
- パナソニック教育財団、2027年度実践研究助成の募集 説明セミナー11月12日開催(2026年10月15日)










