2026年7月27日
小学生の保護者はこの夏宿題にAIは「アリ」4割、ただし読書感想文・作文は「ナシ」=SHIFT AI調べ=
生成AI学習コミュニティ「SHIFT AI」を運営するSHIFT AIは24日、全国の小学1〜6年生の子どもを持つ保護者722名を対象に、「夏休みの子どものAI利用に関する保護者アンケート調査」を実施、子どもの生成AIの利用実態と、夏休みの宿題におけるAI利用についての結果を発表した。


小学生の生成AI利用は37.7%(把握あり23.0%+把握なし14.7%)、確証はないが使っていそうを含めると45.2%に達する。使っている子の用途は、1位「学校の宿題」56.0%、2位「調べもの」50.6%、3位「自由研究・工作のアイデア出し」47.6%。学びと遊びの両面で使われつつ、入り口はやはり宿題であることがうかがえる。


「夏休みの宿題にAIを使うこと」全体では42.1%が「アリ」。ただし宿題の種類によって判断は大きく分かれた。許容度が高いのは「自由研究のテーマ決め・アイデア出し」67.0%、「わからない問題の解説」64.1%。反対に低いのは「作文・日記」31.3%、「読書感想文」32.7%。考えるきっかけ・調べる補助には前向きでも、子ども自身が考えて書く宿題ではAIを避けたい、という線引きが読み取れる。

「子どもが宿題でAIを使うこと」への感覚も割れており、「学ぶ機会になる/推奨」が54.7%を占める一方、「答えを写すだけならズル」+「基本的にズル」で44.8%が慎重な姿勢を示した。

「親子で一緒に使う予定」19.5%、「子ども本人に使わせる予定」21.5%で、使わせる予定は41.0%。一方で「使わせる予定はない」も40.9%と、家庭の判断はちょうど二分している。使う家庭では「親子で一緒に」が約半数を占め、いきなり子どもに任せきりにはしない慎重さもうかがえる。

宿題AIへの姿勢は、保護者自身のAI利用度ではっきり分かれた。AIを使う(月に数回以上・426名)では58.5%が「宿題にAIはアリ」と答えたのに対し、ほとんど使わない(296名)では18.6%と、約3倍の開き。「宿題でAIを使うこと」を学びの機会と捉える割合も、使う保護者64.6%に対し使わない保護者40.5%。AIとの距離が、そのまま宿題でのAI利用への評価を分けている。
【調査概要】
調査期間:2026年7月8日〜7月11日
調査対象:全国の小学1〜6年生の子どもと同居する保護者 20〜50代 男女
対象人数:722名(子どもの用途は利用者166名を集計)
調査方法:インターネットリサーチ/実施機関:株式会社SHIFT AI
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