2026年10月13日
Polimill、自治体向け生成AI「QommonsAI」の活用研修を岐阜県の職員対象に実施
Polimillは9日、岐阜県の職員を対象に、自治体向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」の活用研修(初級編)を実施したと発表した。
募集定員100名に対し、190名の応募が集まった。その関心の高さを受け、急きょ午後の回を追加開催し、午前100名・午後80名の職員が参加した。研修は終始和やかな雰囲気で進み、あいさつ文づくりのワークでは、プロンプトを工夫しながら何度も試す姿が見られた。
今回が初めてという参加者が多かったものの、日常的にAIに触れている職員も多く、操作には比較的スムーズに慣れていった様子だった。冒頭では、CopilotとQommonsAIの使い分けについても紹介。QommonsAIは行政文書を参照して回答を生成できるため 、庁内文書を扱う業務に適しており、その参照できる情報の多さに多さに驚く声もあった。また、個人情報の入力を避けるといった基本的な注意点や、岐阜県独自の運用ルールについても共有した。
研修では、庁内文書を活用した業務例をワーク形式で紹介。複数の過去の仕様書から共通項目を洗い出し、良い仕様書の条件を整理したうえで新しい仕様書案を作成。さらに、参照した情報を確認しながら、生成内容の妥当性を確かめる流れも体験した。
さらに、1つのチャット画面で専門コンサルティングAIを切り替えながら、参照先をまたいで議会答弁をチェックする活用例も取り上げた。「実務にすぐ活かせそう」という前向きな感想が寄せられ、参加者から好評を得た。
質疑や個別相談では、「自部署の庁内文書を活用するためのドライブを作成したい」「決算書などを組織ナレッジにアップロードして参照できる仕組みが欲しい」といった具体的な要望が多く挙がった。また、セキュリティに関する質問も多く、生成AIを正しく安全に活用しようとする姿勢が伝わってきたという。
あいさつ文の作成では、通常3時間ほどかかる作業が30分ほどで完了した例も紹介された。「これなら業務の負担が大きく減りそう」という期待の声が寄せられ、生成AIが業務効率化に寄与する可能性を実感する場面となった。
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