2015年12月25日
文科省/PTA会員と教育関係者の6割超がデジタル教科書を肯定
デジタル教科書を使うことにPTA会員と教育関係者の6割以上が肯定的な意見をもっている。文部科学省が実施したアンケート調査ではそうした結果が明らかになった。
文部科学省は、日本PTA全国協議会の協力のもと、デジタル教科書に関するアンケート調査を実施し、「小学校・中学校編」「高等学校編」としてまとめた。
「小学校・中学校編」では、8月に開催された日本PTA全国研究大会の分科会に来場した小中のPTA会員と教育関係者約7200名を対象に実施「高等学校編」では、同じく8月に開催された全国高等学校PTA連合会大会の岩手大会に来場した高校のPTA会員と教育関係者9540名を対象に実施した。
学校や家庭でデジタル教科書を使用することについては、小学校1・2年生で「賛成」が20%、「どちらかというと賛成」が41%と、61%が肯定的に捉えていることが分かった。また、中学では67%が、高校では69%が肯定的に回答し、学年が上がるほど肯定的な意見が増える結果となった。
肯定的な回答者を対象に、デジタル教科書の使い方について質問したところ、「デジタル教科書と紙の教科書を併用することが望ましい」という回答が、小中では92%、高校で89%、「デジタル教科書のみ使用が望ましい」という回答が小中で8%、高校で11%となった。
併用する理由については、小中高ともに、「教科や学習内容によって使い分ける必要がある」「デジタル教科書だけでは、書く力や考える力、知識の定着などに不安を感じる」といった意見が多くよせられた。
また、デジタル教科書を導入する際の留意点については、小中では有害情報へのアクセス制限が、高校では情報セキュリティが最も多く挙げられた。
一方、デジタル教科書の使用に対する反対意見としては、小中高共通で、「書く力や考える力、知識の定着等の面で、子供の学習が充実するとは考えられない」が最も多く挙げられた。
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