2016年10月13日
産学協同研究「AI時代における子どもたちに必要な能力と教員養成」
リクルートマーケティングパートナーズは12日、同社が運営するリクルート次世代教育研究院と東京学芸大学が、「人工知能時代における子どもたちにとって必要な能力、および、これからの教員養成について」をテーマに、共同研究を開始することを発表した。
人工知能時代における「生きる力」とは何かに着目し、それにはどのような学びが必要かについて、また、その次世代を担う子どもたちに寄り添う教員には、どのような能力が必要になるのかを研究することが、同プロジェクトの目的。今後、外部有識者を招いての研究会やシンポジウム開催などを予定している。
東京学芸大学の出口利定学長は、「AI革命は人類の歴史においても相当のインパクトをもたらす変化と考えられるが、このとき、私たちの未来や私たちの社会を支えている『教育』という営みに、どのような可能性や必然性が生じるのか、そして、そのような時代に子どもたちを教え導く『教員』とは、どのような存在であらねばならないのか、といった課題に、今回の先導的な取り組みが少しでも寄与できることを願っている」と語っている。
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