2026年2月4日
キーエンス財団、新大学1年生対象「給付型奨学金」の募集スタート
キーエンス財団は、4月に大学へ進学する新1年生を対象とした「給付型奨学金」の募集を、2月2日より開始した。
今年度から制度内容が拡充され、月額給付額は従来より増額された12万円となり、4年間で総額576万円が給付される。返済の必要がない給付型奨学金である点が大きな特徴で、募集人数もこれまでより拡大し、1500名規模での採用を予定している。
本制度は、経済的な事情に左右されることなく、学生が学びたい分野に挑戦できる環境を整えることを目的としており、文系・理系を問わず、4年制大学の学部・学科に進学する新入生であれば応募が可能。世帯収入などの所得制限を設けていない点も特徴で、幅広い層の学生に門戸を開いた制度設計となっている。
あわせて、現在大学に在学中の新2・3・4年生を対象とした「応援給付金」制度も用意されていて、こちらは30万円を5000名に給付する内容となっている。応援給付金については、2月2日から応募に必要なIDナンバーの発行が開始されていて、学業や課外活動に取り組む学生を後押しする支援策として位置付けられている。
さらに、2027年3月に卒業予定の現大学3年生を対象とした「貸与奨学金の返還支援」についても、来年度の実施が予定されている。日本学生支援機構などから奨学金を借り入れている学生の返還負担を軽減することを目的とした制度で、詳細は2026年6月頃に財団の公式サイトで公表される。
高等教育を取り巻く環境では、授業料や生活費の負担が進学や学修継続の障壁となるケースも少なくない。同財団の奨学金制度は、給付型を中心とした支援を通じて、学生一人ひとりが自らの関心や目標に基づき進路を選択できる環境づくりを後押ししている。
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