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2026年5月7日

AI最適化企業グリッド、社員の子どもたちが配船ゲームや工作プログラミングで社会インフラを支える仕事を学ぶ

【寄稿】

物流・エネルギーなど社会インフラ向けAI最適化ソリューションを手がけるグリッド(東京都港区)は4月18日、社員の子どもたちをオフィスに招く社内イベント「グリッドアカデミー」を開催した。

未就学児から小学6年生まで幅広い年齢層が参加し、段ボールロボット「embot」を使ったプログラミング工作や、同社エンジニアが子ども向けに開発したオリジナル学習ゲーム「配船ゲーム」など、本格的なICT・STEM体験を通じてエンジニアリングの面白さを学んだ。


年齢別4チームで設計された本格プログラム

今回のイベントは、子どもの発達段階に合わせた4チーム制で設計されている点が特徴だ。未就学児チームは保護者とともに宝探しやパズルを楽しむ体験型、年長〜小学2年生チームは保護者の仕事紹介と工作プログラミング、小学3年生以上のチームではグリッドの事業を学ぶ講座にプログラミング工作と配船ゲームを組み合わせた充実の内容となった。乳児連れの保護者にも配慮したくつろぎスペースを設けるなど、「全員が楽しめる」設計が随所に光った。



エンジニアが自ら登壇「社会インフラを支える計画づくり」

小学3年生以上のチームでは、同社エンジニアが「グリッドってどんな会社? エンジニアってどんなお仕事?」と題した特別講座を担当。電気・道路・鉄道・物流・インターネットなど私たちの暮らしを支える「社会インフラ」の概念から説き起こし、その計画づくりには多くの制約条件を同時に考慮する必要があること、未来の需要を予測しながらコストを最適化するエンジニアリングの醍醐味を、子どもたちにも分かる言葉で丁寧に解説した。

「社会の裏側では、たくさんの計画が動いている」というメッセージは、身近なインフラへの新たな視点を子どもたちに提供する時間となった。

エンジニア手製のオリジナル学習ゲーム「配船ゲーム」が話題

今回最も注目を集めたコンテンツが、グリッドのエンジニアが子ども向けに一から設計した「配船ゲーム」だ。「海外4拠点にある在庫を船で効率よく運び、日本国内4か所の需要拠点で在庫切れが起きないよう最適な輸送計画を立てる」というゲームで、輸送コストや需要変動を考慮した意思決定を体験できる。同社が実際に手がけるAI最適化の本質「制約のある現実の中でベストな計画を見つける」を、子どもたちが直感的に学べるよう緻密に設計されている。

講座で学んだ「計画の難しさ」を自分の手で実体験できるこのゲームは、子どもたちの意欲的な参加を引き出し、会場を大いに盛り上げた。

工作プログラミング「embot」でものづくりの達成感も

年長以上の子どもたちは、段ボール製ロボットキット「embot(エムボット)」の組み立てにも挑戦した。説明書を読み解きながら自分の手でロボットを完成させ、プログラムの入力にも挑戦。作る喜びとプログラミングの手応えを味わった。真剣な表情で作業に向き合う子どもたちの姿は印象的で、完成した際の達成感は格別だったという。

「働く現場」が最高の教室に ── 企業発STEMの新しいかたち

グリッドアカデミーが示すのは、学校教育にとどまらない企業発のSTEM教育の可能性だ。子どもたちにとっては「お父さん・お母さんが働く場所」という親しみやすい入口から、AIや最適化という高度な概念に自然に触れることができる。社員にとっては自分の仕事を家族に言語化して伝える機会となり、エンジニアとしてのアイデンティティを再確認する場ともなった。

同社は「社会を支える仕事のおもしろさを次の世代にも伝えていける場を大切にしていく」としており、今後もこうした取り組みの継続・発展が期待される。

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