2026年6月4日
学習塾選びで重視するポイント、TOP3は「講師の質・人柄」「通いやすさ」と=NEXER調べ=
NEXERは3日、長崎市の学習塾「桑原塾」と共同で、子どもの学習塾を検討・利用したことがある全国の男女170人を対象に実施した、「塾選びで重視するポイント」についてのアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、まず、「学習塾を選ぶ際に最も重視するポイント」について聞いたところ、最も多かったのは「講師の質・人柄」24.1%で、以下、「通いやすさ」20.0%、「合格実績」18.8%、「指導方針」14.7%、「料金」11.2%、「口コミ」5.3%、「教室の雰囲気」4.7%、「その他」1.2%と続いた。上位の項目を見ると、塾の「中身」と「続けやすさ」のどちらも大切にしているのが分かる。
保護者から寄せられた声に共通していたのは、「続けられるかどうか」という視点で、講師との相性や通いやすさ、料金など、どれも子どもが無理なく通い続けるための条件として語られている。

続いて、「集団指導」と「個別指導」のどちらを選んだか、または選びたいかを聞いたところ、「集団指導」が54.1%で半数を超え最も多かった。「個別指導」は28.2%、「どちらも併用」は17.6%。集団指導を選んだ保護者からは、仲間と競い合える環境を評価する声が目立ったが、個別指導を選んだ保護者は、子ども一人ひとりのペースや理解度に寄り添ってほしいという思いを挙げている。
興味深いのは、「両方試して決めた」「不明点は個別で補いたい」といった、柔軟に組み合わせて考えるという意見。どちらが優れているかではなく、わが子に合うのはどちらかという視点が、選び方の根っこにあるのだろう。

次に、塾選びの際に「どのような情報源を参考にしたか」を尋ねたところ、最も多かったのは「知人・友人の紹介」25.3%で、以下、「口コミ」22.4%、「体験授業」18.8%、「ホームページ」8.2%、「学校や教師からの情報」7.1%、「チラシ・広告」6.5%と続き、「SNS」は0.6%にとどまり、「その他」は11.2%だった。
上位3つを合わせると、実際に体験した人の声や、自分の目で確かめる方法が多くを占めているのが分かる。保護者からは「実際に通った人の声が一番信用できる」という声が多く寄せられ、広告よりも、身近な経験者のリアルな感想を頼りにする傾向が伺える。
また、体験授業を重視する声も印象的で、資料や評判だけでは分からない雰囲気を、子ども自身の肌で感じて判断させたいという、親心が見えてくる。塾選びは情報を集めるだけでなく、最後は「確かめる」工程が欠かせないようだ。

最後に、塾選びで「これは外せない」と感じた条件があったかを聞いたところ、「ない」が68.8%と多数を占め、「ある」と答えたのは31.2%だった。多くの保護者が、1つの条件にこだわるのではなく、総合的に判断しているのが伺える。一方、「ある」と答えた31.2%には、他では妥協できない明確なこだわりがあったことも伺える。
そこで、「ある」と答えた保護者に、その条件が何だったのかを聞いたところ、挙げられた条件は、講師の人柄や通いやすさ、合格実績、指導方針と様々だった。譲れない条件は人によって違ったが、その根っこには「わが子が安心して、長く通い続けられるように」という共通の思いがあるようだ。
この調査は、事前調査で「子どもの学習塾を検討・利用したことがある」と回答した全国の男女を対象に、5月22~27日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は170人。
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