2026年5月21日
子どもの家庭学習、困りごと1位は「(保護者が)つい感情的になってしまうこと」=NEXER調べ=
NEXERは20日、家庭教師のファミリーと共同で、子どもがいる全国の男女300人を対象に実施した、「家庭学習における保護者の関わり方と効果的だったサポート」についてのアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、まず、「子どもの家庭学習にどの程度関わっているか」を聞いたところ、最も多かったのは「ほとんど見ていない(本人に任せている)」59.3%で、以下、「時々様子を見て声をかける」28.3%、「見たいが時間がない」9.3%、「毎日つきっきりで教えている」3.0%などが続いた。
約6割の保護者が子どもの家庭学習を本人に任せている一方で、「時々様子を見て声をかける」も約3割おり、完全に放任しているわけではなく、適度な距離感を保ちながら見守っている保護者が多いようだ。「見たいが時間がない」も約1割いることから、関わりたい気持ちはあっても仕事や家事に追われて難しいと感じている保護者もいるようだ。

続いて、「家庭学習を見る際にどのようなことに困っているか」を聞いたところ、最も多かったのは「つい感情的になってしまう」31.9%で、以下、「仕事で時間が取れない」と「学習内容が難しくなってきた」がそれぞれ22.3%、「子どもがやる気を出さない」21.3%、「適切な声のかけ方がわからない」16.0%、「教え方がわからない」14.9%と続いた。
子どもの学習を見守ることは、知識だけでなく感情のコントロールも求められる場面が多くある。冷静でいたいと思っていても、日々の疲れや時間の制約が重なると、つい感情的になってしまうのは無理もないことかもしれない。

次に、「これまでに試して効果があった学習サポート方法」を聞いたところ、最も多かったのは「目標を明確にした」24.5%で、以下、「学習時間を固定した」21.3%、「学習環境を整えた」20.2%、「塾や家庭教師を利用した」16.0%、「一緒に学習計画を立てた」13.8%、「ご褒美制度を設けた」12.8%と続いた。
子どもの学習習慣を整える取り組みが上位に並んでおり、明確な目標を設定することで、学習のモチベーションが高まり、成果を実感しやすくなるようだ。また、学習時間や環境を整えることも効果的なサポート方法として多くの保護者に評価されている。
では、保護者は実際に子どもの勉強を見る際、どのようなことに気をつけているのだろうか。子どもの家庭学習に関わっている保護者に、「勉強を見る際に最も気をつけていること」を聞いたところ、「感情的にならないこと」を意識している保護者が多いことが分かった。叱るのではなく褒める、子どものペースを尊重する、答えをすぐに教えず考えさせるなど、様々な工夫が見られた。
最後に、理想の関わり方や「本当はこうしたいのに難しい」と感じていることを尋ねたところ、保護者からは、理想と現実のギャップに悩む声が多く寄せられた。「冷静に教えたい」「優しく接したい」と頭では分かっていても、いざ実践すると難しさを感じることが多いようだ。また、学習内容が難しくなるにつれ、保護者自身が教えることが困難になるという声や、子どもの自主性を尊重したいのに口を出してしまうという葛藤も見られた。
この調査は、子どもがいる全国の男女を対象に、3月6~24日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は300人。
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