2026年5月20日
オープンキャンパス参加者の4人に3人が「進学先決定に影響した」と回答=NEXER調べ=
NEXERは19日、中村学園大学と共同で、オープンキャンパスに参加したことがある87人を対象に実施した、「大学選びとオープンキャンパスに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、まず、参加経験者に「オープンキャンパスに何校くらい訪問したか」を聞いたところ、最も多かったのは「2~3校」58.6%で、以下、「1校」21.8%、「覚えていない」10.3%、「4~5校」6.9%、「6校以上」2.3%と続いた。「2~3校」と「1校」を合わせると、約8割が3校以下にとどまっている。多くの人が、やみくもに数多く回るのではなく、候補をある程度絞ったうえで、気になる学校を実際に見に行っているのが分かった。

続いて、「オープンキャンパスで最も重視したポイント」を尋ねたところ、最も多かったのは「キャンパスの雰囲気」40.2%で、以下、「施設・設備」24.1%、「通学のしやすさ」10.3%と続いた。「キャンパスの雰囲気」や「施設・設備」といった、実際に足を運ばないと分かりにくい環境面を重視する人が多いのが分かる。
寄せられた具体的な意見をみると、校舎のきれいさや設備の充実度だけでなく、校風や在学生の様子、通学の負担感など、日々の学生生活に直結する要素が進学先選びの判断材料になっているのが分かる。

次に、「オープンキャンパスでの体験が最終的な進学先決定にどの程度影響したか」を聞いたところ、「とても影響した」が25.3%、「やや影響した」が49.4%で、合わせて74.7%が「影響した」と回答。一方で「あまり影響しなかった」は19.5%、「まったく影響しなかった」は5.7%にとどまった。全体の約4人に3人が「影響した」と回答していることから、オープンキャンパスで得た印象や情報は、進学先を決めるうえで大きな判断材料になっているのが分かる。

また、「オープンキャンパスで『もっとこんな体験がしたかった』と思ったことがあるか」と尋ねたところ、「ある」が14.9%、「ない」が85.1%だった。8割以上が物足りなさを感じなかったと回答していることから、現在のオープンキャンパスは全体として一定の満足度を得ていることが伺える。その一方で、約15%は「もう少し体験したかったことがある」と感じており、さらに満足度を高める余地も残されているようだ。

最後に「もっとこんな体験がしたかった」と思ったことがある人に、具体的にどのような内容だったかを聞いたところ、最も多かったのは「在学生ともっと話したかった」38.5%で、以下、「授業をもっと体験したかった」23.1%、「学食や学生生活をもっと体験したかった」「入試や就職について詳しく知りたかった」「キャンパス周辺の環境も知りたかった」がそれぞれ15.4%で並んだ。
寄せられた具体的な意見をみると、形式的な説明だけではなく、実際の学生生活をより具体的に感じられる体験が求められているのが分かる。在学生との対話や授業体験、学食、学校周辺の雰囲気などは、入学後の自分をイメージするうえで重要な情報。学校選びの不安を減らすためにも、表面的な案内だけでなく、よりリアルな体験の機会が求められているようだ。
この調査は、オープンキャンパスに参加したことがある人を対象に、4月7~14日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は87人。
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