2020年6月5日
キラメックスの無償プログラミングスクール、80%が「楽しかった」と回答
キラメックスは4日、全国5000人以上の学生に無償提供した同社のオンラインプログラミングスクール「TechAcademyジュニア」について、80%の生徒が「楽しかった」と回答したと発表した。
同社は、「コロナ休校」などの事態を受け、2月28日〜5月31日に、小中高校生を対象としたプログラミングスクール「TechAcademyジュニア」の学習教材を、全国5000人以上の学生に無償提供。無償提供した学生(保護者含む)のうち約300人に学習後のアンケートを実施した。
それによると、「オンラインでのプログラミング学習(TechAcademyジュニア)は楽しかったか?」との質問に、82%が「楽しかった」と回答した。
オンラインでのプログラミング学習を通じて学んだことを聞いたところ、「Scratchの基本的な使い方」との回答が最多で、以下、「プログラミングの考え方」、「うまくいかないことの原因を考えて行動する姿勢」が続いた。
学習後の変化について尋ねたら、「プログラミングに興味をもつようになった」という答えが最多だった。以下、「家族間でのコミュニケーションが増えた」、「自宅での学習時間が総合的に増えた」が続き、生活の側面においても変化があった ことが分かった。
プログラミングをオンラインで学ぶことに対し、「不安があった」と答えた119人(全体の40%)に学習後の変化について質問したところ、72%が「はい(不安を解消できた)」と回答した。
また、今後、プログラミング教室に通わせたいと考えている人が56%いることも分かった。すでにプログラミング教室に通っている人を合わせると、64%が今後もプログラミングを学ばせたいと考えていることが分かった。
今後プログラミング学習をさせたい理由を聞いたところ、学習の背景においては「論理的思考力が身につくなど、他の教科学習にもプラスになりそうだから」が最多で、「子どもが将来働く上で必要となっていくから」、「子ども自身が習いたいと言ってきたら環境を用意する」など、子どもの将来を考えてプログラミングを学ばせたいと考えていることが分かった。
このアンケート調査は、「TechAcademyジュニア」を使用した小学2年〜高校3年生の学生またはその保護者を対象に、3月30日〜5月20日にかけて、インターネットで実施。回答者数は292人。
関連URL
最新ニュース
- コニカミノルタジャパン、全都立学校256校の児童生徒と教職員が活用する生成AIサービスの基盤を提供(2025年5月14日)
- 2026年卒、3月における優秀層の就活に関する意識調査 =外資就活ドットコム調べ=(2025年5月14日)
- GLOBIS 学び放題、「AI時代のリーダーに必要なスキル・性質に関する実態調査」(2025年5月14日)
- 子どもの不登校で「夫婦関係に危機」7割超、母親たちの葛藤と役割偏重の実態 =キズキ調べ=(2025年5月14日)
- マッチングアプリ利用者、10人に1人が「AIに話しかけて寂しさを紛らわせている!?」=ノートンライフロック調べ=(2025年5月14日)
- TechBowl、「日本大学文理学部 情報研究会 LoGeek」がTechTrainアンバサダーに加盟(2025年5月14日)
- アディーレ法律事務所、高校生対象 スマホ・SNSトラブル防止の講演 奈良県立王寺工業高で実施(2025年5月14日)
- SALASUSU、日本で生まれた教員育成手法をカンボジアで挑むクラファン開始(2025年5月14日)
- TechBowl、TechTrainで生成AIを活用した「インプット型学習システム」を提供開始(2025年5月14日)
- paiza、情報処理技術のアイデアなどを競う「パソコン甲子園2025」に協賛(2025年5月14日)