2020年7月4日
OKI、宮城県の西多賀支援学校で初の遠隔職場実習を実施
OKIグループの特例子会社であるOKIワークウェル(OWW)は2日、6月24日から26日の3日間、宮城県立西多賀支援学校において、高等部2年生を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施したと発表した。
OWWは、国連が定めたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実現に向け、全国各地の特別支援学校(肢体不自由)に遠隔職場実習の場を提供。2004年からの継続的な取り組みにより、遠隔職場実習の参加者は延べ180人を超えているという。
今回の遠隔職場実習は、学校の要請を受けてOWW社員が講師を務め、重度障がいがあり通勤困難で在宅勤務をしている自らの体験・経験を活かし、香川県の自宅からネットワーク経由で、在宅勤務で最も重要なコミュニケーションなどのビジネススキルと、文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えながら指導。
参加した生徒は、企業に出向くことなく学校にいながら、講師とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験をした。
OWWでは、全国20都道府県に55人の通勤困難な重度障がい者が在宅勤務をしているという。障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業も実施。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)