2023年11月20日
みなみ福祉会、保育のICT化で保育士1人あたり1日1時間分の事務作業削減に成功
みなみ福祉会は16日、ICT化を進め、保育士1人あたり1日1時間分の事務作業時間削減に成功したと発表した。
政府は「こども誰でも通園制度(仮称)」を令和6年度から試行的事業として実施する予定。同法人ではICTを活用した保育士の負担軽減に取り組み、利用者の受け入れ準備を進めている。
運営する笠寺幼児園では登降園時間の記録、遅刻欠席連絡対応、園だよりやお知らせの配布をICT化。それらの対応にかかる保育士の業務時間をゼロにできたことで、保育士1人あたり1日1時間分の保育時間を増やすことができたという。また、すべての保育室にタブレット端末を配備することで、書類業務のペーパーレス化を実現した。
ICT化による時間削減だけでなく、お知らせの電子配信では保育士が「かばんに入れる手間が減った」「入れ間違いの心配がない」といった作業面、心理面でも負担軽減の効果を実感していて、保護者からも「いつでも見られるし、なくす心配もないので助かっている」と好評だという。
みなみ福祉会は、名古屋市内で保育所・認定こども園3施設、小規模保育1施設、地域子育て支援拠点1施設を含む6施設を運営している。
関連URL
最新ニュース
- 学校~保護者間の連絡、デジタル化は「教員」41%、「保護者」46%=LINEヤフー調べ=(2025年2月18日)
- プログラミングスクール受講者、93.6%が「オンライン授業だけで学習」=GMOメディア調べ=(2025年2月18日)
- 年収の高い企業は「志望度が上がる」と回答した20代が約9割 =学情調べ=(2025年2月18日)
- 73.2%の学生がインターンシップ・仕事体験と、学業・定期試験の両立で苦労=マイナビ調べ=(2025年2月18日)
- 横浜市、教員採用試験にSPI3導入した【春チャレンジ選考試験】実施(2025年2月18日)
- エン・ジャパン、茨城県の「教員」採用プロジェクトを開始(2025年2月18日)
- 埼玉工業大学、自動運転サービス社会実装に向け「自動運転専攻 ティアフォー連携室」新設(2025年2月18日)
- ⽇本⼯学院⼋王⼦専⾨学校内に「オートデスクイノベーションセンター」を共同開設(2025年2月18日)
- TENHO、北海道函館工業高校に「AI共創型探究学習プログラム」を提供開始(2025年2月18日)
- 情報オリンピック日本委員会、中高生対象「第24回日本情報オリンピック」成績優秀者を決定(2025年2月18日)