2024年7月2日
熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」、東京都市大等々力中学・高校が導入
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業は1日、同社が開発した熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」が、東京都市大学等々力中学・高校に導入されたと発表した。
カオカラは、既に建設業・製造業での導入が進んでいるが、教育現場での導入は今回が初めてで、同校では5月から導入を開始した。
カオカラは、カメラに顔をかざすことで、表情を含む顔の要素から熱中症リスクを検出するタブレット型機器で、熱中症リスクが高いと推定された人に色で知らせる。専用に学習したAIにより顔画像から体調不良状態を解析して、外気温や湿度などの外的リスク情報と統合して熱中症リスクを推定。
専用タブレットを設置して起動すれば使用でき、カメラに顔をかざし、判定ボタンを押すと約3秒で結果を表示。リスクは4段階の色で示され、直感的で分かりやすい。リスク結果は一元集約され、現場管理者はパソコンなどで結果履歴を確認できる。リスクが高いと推定された人を優先して声掛けができるなど、効果的な対策ができる。
同社は今回、同校への導入で、若年齢層、特に学校での生活シーンにおけるカオカラの有用性を検証するとともに、データ収集を同校と協力して行い、子ども向けのAI改良や使用性の向上を図る方針。
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