2025年9月8日
探究学習で難しいこと、高校生の37.4%が「テーマを決めること」と回答=スタディプラス調べ=
スタディプラスは5日、同社が運営するStudyplusトレンド研究所が、全国の高校生1168人を対象に実施した、「探究学習に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「探究学習で難しかったこと」を聞いたところ、最も多かったのは「テーマを決めること」37.4%で、以下、「発表すること」15.6%、「自分の考えをまとめること」15.2%、「調べること」14.6%、などが続いた。

次に、探究学習の取り組み内容に関して地域ごとに集計したところ、地域差が出た項目は「学校外(地域・人)との連携」で、九州・沖縄と北海道・東北は約50%だったが、関東は約30%で20ポイントほどの開きが出た。
また、近畿は他の地方と比較して「調べ学習」の数値は低くかったが、「発表(クラス内・クラス外ともに)」や「ポスターセッション」は高かった。
探求学習の進め方について、「改善してほしい点」を尋ねたところ、「グループディスカッション」に対して「グループ活動になることで自分のしたかったことからズレてしまう」「グループ全体で評価されることに違和感を感じる」といった意見や、「グループ決めが出席番号で適当」といったグループの振り分け方に関する声が寄せられた。
今回の調査結果から、探究学習の目的は「考える力・話す力を育てるため」50.4%だと認識し、“自分を成長させるための学び”にしたいと考えている生徒が多いことが分ったが、一方で、テーマの選定には課題があり、「自分の趣味・好きなこと」64.8%を出発点にしつつも、「決めることが難しい」37.4%と感じていることも分った。

また、自由回答からは、「教師のサポートが少なく、プリントだけ渡されて終わり」「知的好奇心をそそる仕組みが必要」といった進め方への戸惑いや、「まずは生徒のやる気を引き出すことが大切」「テーマ設定や進め方が曖昧で困る」などサポート体制に対する不満の声も寄せられた。
この調査は、学習管理アプリ「Studyplus」の全国の高校生ユーザーを対象に、7月25〜29日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1168人(高1生212人、高2生 306人、高3生648人、それ以外2人)。
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