2025年10月15日
高校受験で塾・家庭教師を利用しなかった理由、最も多かったのは「本人が望まなかったから」=じゅけラボ予備校調べ=
エンライクが運営する「じゅけラボ予備校」は14日、2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験した子どもを持つ40~59歳の保護者234人を対象に実施した、「塾・家庭教師を利用しなかった理由」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「塾や家庭教師を利用しなかった理由」を聞いたところ、最も多かったのは「本人が望まなかったから」38.5%だった。
この背景には、オンライン学習教材やYouTubeの教育系コンテンツ、学習アプリなどの普及で、子ども自身が自分に合った学習方法を主体的に見つけ、選択できるようになったことが考えられるほか、通塾時間を他の活動に充てたいという、タイムパフォーマンスを重視する現代のZ世代ならではの価値観も影響していると推測される。
「塾に行くのが当たり前」という時代から、子ども自身が自分の学習スタイルをデザインする時代へと変化しているのかもしれない。
「本人の意思」に次いで多かったのは、「費用面での負担が大きかったから」34.2%で、依然として、教育費が家計に与える影響は大きく、近年の物価高騰が各家庭の教育方針にも影響を及ぼしていることが明らかになった。
高校や大学進学時にかかる費用を見据え、中学時代の塾費用を節約したいという、長期的な視点での判断も含まれていると考えられる。聖域とされがちだった教育費も、家計全体のバランスを考慮した上で見直される傾向にあり、費用をかけずに学力を向上させる方法へのニーズが高まっていることが伺える。
3番目に多かった理由は「自宅学習でも十分対応できると思ったから」29.1%で、これに「学校の授業や問題集で十分だと考えたから」6.8%や、「市販の問題集や参考書で十分対応できると考えたから」5.1%を合わせると、実に4割以上の保護者が塾以外の学習方法で十分だと考えていることになる。
良質な参考書や問題集が容易に入手できるようになったことに加え、オンライン学習や自学自習のスタイルが社会的に浸透したことが大きく影響していると推測され、家庭学習の環境が整い、塾に依存せずとも子どもの学力をサポートできるという自信を持つ保護者が増えていることを示す、重要な結果とも言える。
この調査は、2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験した子どもを持つ40~59歳の保護者を対象に、7月18日~9月3日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は234人。
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