2025年11月27日
関西大学、自動運転ロボットに「瞳」を搭載することで歩行者と意思疎通を図る「瞳ディスプレイ」を開発
関西大学は26日、同学総合情報学部の瀬島吉裕教授が、人間の視線や瞳孔の動きを応用し、自動運転ロボットに「瞳」を搭載することで歩行者と非言語的に意思疎通を図る「瞳ディスプレイ」を開発したと明らかにした。

瞳ディスプレイは、人と人が視線を交わすことで無意識に伝え合う非言語コミュニケーションをロボットに応用した技術。瞳の中に歩行者の姿を映し出して、「あなたを見ています」「認識しています」と伝えるとともに、目蓋を閉じる映像で「速度を落とします」「停止します」と意思表示する。人にとって自然な目線の遣り取りをテクノロジーで再現し、安全な対話型モビリティの実現を目指している。
この研究は当初、ぬいぐるみ型ロボットへの搭載によって「人とロボットが共感し合う視線コミュニケーション」をテーマに進められてきた。そこから発展し、現在は自動運転ロボットやモビリティ機器に焦点を当て、交通環境下での安全対話に研究領域を拡大、研究室では実物大の横断歩道モデルを設置し、歩行者とのすれ違いや横断時の反応を実験するなど、社会実装に向けた検証が進められている。
今回の研究成果は、10月23日・24日に横浜市で開催された「ロボットワールド2025」において発表された。
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