2026年7月9日
小学校のタブレット学習、約95%が「手書き維持」を求める結果に =おうち部調べ=
GRASグループが運営する子育てに関する情報を発信するメディア「おうち部」は8日、タブレット時代の小学校教育における「手書き」に関する意識調査を行い、結果を記事として公開した。

まず、もし小学校の学習方針を自由に決められるとしたら、手書きとタブレットのバランスはどれが理想かを尋ねた。その結果、「完全タブレット(デジタル)」を希望する回答はわずか0.6%にとどまった。

また、「小学校での手書きや漢字の反復練習の分量」について一般論としてどうあるべきかを尋ねると、「ある程度は維持するべき(70.3%)」「維持・または増やすべき(24.3%)」となり、全体の約95%が手書き学習の存続を支持する結果となった。

なぜ手書き学習が支持されているのか、その最大のメリットを尋ねたところ、「脳が刺激され、記憶の定着や基礎学力が向上する点」が63.5%で最多となった。
自由記述では「大人になってパソコンばかりになり、漢字を読めても書けない人が周りに多い」「いざという時に字が汚いと恥ずかしい」といった声が寄せられた。教育的な効果だけでなく、社会に出た際に困らないための実用的なスキルとして、手書きが重要視されている実態があるようだ。
手
書きの価値が認められる一方で、従来の「宿題の形式」には懸念の声も上がっている。手書き学習の最大のデメリットを尋ねたところ、「時間ばかりかかって効率が悪い(タイパが悪い)(12.0%)」を大きく上回り、「『ただマスを埋めるだけの作業』になってしまい、学習意欲や楽しさを奪ってしまう点(38.8%)」が最多となった。

また、「漢字を何回もノートに書いて覚える宿題」についての意見でも、「効果はあるが、回数指定の強制はしなくて良い(72.2%)」が多数派となった。「手書き」自体の学習効果は認めつつも、目的が「指定された回数をこなすこと(作業化)」になってしまう指導方法には、否定的な意識を持つ人が多いようだ。
調査概要
調査主体:おうち部
調査名:「タブレット時代の小学校教育と手書き」に関する意識調査
調査方法:インターネット調査(無記名式)
調査対象:全国の10代〜60代以上の男女 有効回答数:485名(男性210名 / 女性266名 / その他・回答しない9名)
調査時期:2026年7月1日~3日
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