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2026年11月6日

小学生以下の子どもの保護者6割弱が日本の教育では世界に通用しない=芙蓉エデュケーションズ調べ=

芙蓉エデュケーションズが運営する「ISCA TOKYO」は5日、小学生以下の子どもをもつ保護者(20代~50代の男女)を対象に「世界で通用する力の育成に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。

この調査から、子どもに持ってほしい力と日本の教育で身につくと思う力の違いや、日本の教育だけでは子どもが世界に通用するようにはならないと考える、小学生以下の子どもをもつ保護者がその理由として挙げる内容などが明らかになった。

まず、「生成AIが普及する中で、知識を覚えて正確に答える力の重要性は今後どのようになると思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「変わらないと思う」で42.1%、2位が「やや低下すると思う」で18.2%、3位が「やや高まると思う」で17.3%、4位が「大きく高まると思う」で11.9%、5位が「大きく低下すると思う」で10.4%という結果になった。

「変わらないと思う」が最多となった一方、「大きく高まると思う」(11.9%)と「やや高まると思う」(17.3%)の各回答の比率を合計すると29.2%、「やや低下すると思う」(18.2%)と「大きく低下すると思う」(10.4%)の各回答の比率を合計すると28.6%となり、この結果から、小学生以下の子どもをもつ保護者の間では、知識を覚えて正確に答える力の重要性が今後高まるという見方と低下するという見方が拮抗していることがわかった。


次に、「これからの時代、子どもにどのような力を持ってほしいと思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「自分で考えて答えを出す力(思考力・判断力)」で53.7%、2位が「自分の考えを伝える力(表現力・発信力)」で52.2%、3位が「失敗してもあきらめずにやり抜く力」で50.7%という結果になった。

上位3項目の比率はいずれも5割を超えており、この結果から、小学生以下の子どもをもつ保護者のうち、半数以上が、自分で考えて答えを出す力や自分の考えを伝える力、失敗してもあきらめずにやり抜く力をそれぞれ子どもに持ってほしいと考えていることが明らかになった。


続いて、「日本の教育で子どもにどのような力が身につくと思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「基礎学力(読み書き・計算・教科の知識)」で43.6%、2位が「他者と協力する力(コミュニケーション力)」で27.5%、3位が「自分で考えて答えを出す力(思考力・判断力)」で23.0%、4位が「自分の考えを伝える力(表現力・発信力)」で21.5%、5位が「失敗してもあきらめずにやり抜く力」で18.8%という結果になった。

「基礎学力(読み書き・計算・教科の知識)」という回答が最も多いものの、「子どもにどのような力を持ってほしいと思うか」を尋ねる設問でそれぞれ53.7%、52.2%、50.7%と上位3つに挙がった「自分で考えて答えを出す力(思考力・判断力)」「自分の考えを伝える力(表現力・発信力)」「失敗してもあきらめずにやり抜く力」は、日本の教育で身につくと思う力としてはそれぞれ23.0%、21.5%、18.8%にとどまっており、この結果から、小学生以下の子どもをもつ保護者の間では、子どもに持ってほしい力の上位3つについて、日本の教育で身につくと思う比率が、持ってほしいと思う比率をいずれも30ポイント以上下回っていることが判明した。


さらに、「子どもが日本の教育だけで世界に通用するようになるかについてどのように考えるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「あまり通用するようにはならないと思う」で34.9%、2位が「ある程度通用するようになると思う」で34.0%、3位が「通用するようにはならないと思う」で22.1%という結果になった。

「あまり通用するようにはならないと思う」(34.9%)と「通用するようにはならないと思う」(22.1%)の各回答の比率を合計すると57.0%となり、この結果から、小学生以下の子どもをもつ保護者のうち、6割弱は、子どもが日本の教育だけでは世界に通用するようにはならないと考えていることが明らかになった。


加えて、日本の教育だけでは子どもが世界に通用するようにはならないと考える、小学生以下の子どもをもつ保護者を対象に「そう考える理由」を尋ねる設問への回答では、1位が「正解を覚えることが中心の学習になっていること」で39.3%、2位が「全員に同じことを求め、個性を伸ばしにくいこと」で35.1%、3位が「自由な発想を生かす活動が少ないこと」で32.5%という結果になった。

この結果から、日本の教育だけでは子どもが世界に通用するようにはならないと考える、小学生以下の子どもをもつ保護者の間では、主な理由として「正解を覚えることが中心の学習になっていること」や「全員に同じことを求め、個性を伸ばしにくいこと」、「自由な発想を生かす活動が少ないこと」といった、学習のあり方に関するものが挙げられていることがわかった。


調査の最後、小学生以下の子どもをもつ保護者を対象に「子どもの個性を伸ばす教育の必要性についてどのように考えるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「どちらかといえば必要だと思う」で49.9%、2位が「必要だと思う」で26.6%、3位が「どちらかといえば必要だと思わない」で16.4%という結果になった。

「必要だと思う」(26.6%)と「どちらかといえば必要だと思う」(49.9%)の各回答の比率を合計すると76.5%となり、この結果から、小学生以下の子どもをもつ保護者のうち、約75%が、程度の差こそあれ、子どもの個性を伸ばす教育が必要だと考えていることが判明した。


<調査概要>
調査期間:2026年10月16日
調査方法:インターネット調査
調査対象:小学生以下の子どもをもつ保護者(20代~50代の男女)
調査人数:335名
モニター提供元:RCリサーチデータ

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