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2026年11月6日

学生の約4割が大学からの重要な連絡・締切を見落とした経験あり= JAST調べ=

日本システム技術(JAST)は、特定の大学やJASTが提供する「GAKUEN」利用者に限定せず、全国の大学生・大学院生1305名を対象に、学修・学生生活におけるAI・デジタル活用や、大学からの情報提供・各種手続きに関する実態調査を実施、その結果を発表した。

調査では、大学ポータルなどデジタル上で情報を確認できる環境が広がる一方、重要な情報の見落としや、通知が多いことで必要な情報が埋もれてしまうといった「情報の届け方」に関する課題が見られた。また、学生側からは、自分に必要な情報が届く仕組みへのニーズが最も高い結果となった。本リリースでは、これらの結果と、JASTが30年以上にわたり大学を支援してきた知見を踏まえ、大学における必要な情報の届け方や、これからの学生支援のあり方について考察した。

調査結果① 約4割が、大学からの重要な連絡・締切を見落とした経験あり
大学からの重要な連絡や締切について、「1回」「2~3回」「4回以上」見落とした経験があると回答した学生は、合計40.4%となった。大学ポータルを情報確認先として利用する学生は61.2%に上る一方、デジタル上で情報を確認できる環境があることと、重要な情報が確実に届くことは必ずしも同義ではないことがうかがえる。情報を一元的に確認できるだけでなく、学生ごとに必要な情報に気づける仕組みづくりが、より重要になると考えられる。


調査結果② 不便に感じる点1位は「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」
大学からの情報提供・各種手続きについて不便に感じる点を聞いたところ、最も多かったのは「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」(27.2%)だった。次いで、「重要な連絡や締切に気づきにくい」(25.5%)、「自分に関係のある情報や手続きが分かりにくい」(23.4%)が続いた。

大学でデジタルによる情報提供が広がる一方、情報量や通知が増える中で、本当に重要な情報が埋もれてしまうという課題も見えてきた。今後は「情報をデジタル化する」だけでなく、「誰に・何を届けるか」を整理し、学生にとって重要な情報を見つけやすく、気づきやすくする情報設計が求められる。


調査結果③ 大学に期待するデジタル支援1位は「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」
大学に期待するデジタル支援を聞いたところ、「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」が32.0%で最多となった。「スマートフォンで使いやすいシステム」(29.3%)、「重要連絡のプッシュ通知・リマインド」(24.6%)が続いている。

調査結果からは、学生が大学に期待するデジタル支援が、情報の一元化や手続きのオンライン化だけではなく、「自分に必要な情報が、自分に分かりやすい形で届くこと」へのニーズもうかがえる。学籍情報や履修状況など、大学が保有するデータを活用しながら、学生一人ひとりに必要な情報や支援を届ける視点が、今後さらに重要になると考えられる。


そのほか、調査から見えた大学生・大学院生の実態
今回の調査では、上記のほかにも、生成AIの活用状況や、卒業後の継続的な学び、リカレント教育・リスキリングに関連する学習意向について調査した。主な結果は以下の通り。
・生成AIを利用した経験がある:89.0%
・生成AI利用経験者のうち、学修に「役立つ」と感じている:86.3%
・大学ポータルを情報確認先として利用している:61.2%
・就職後も継続的な学び直しが必要だと思う:69.7%
・卒業後も出身大学や大学機関から学びの機会が提供されることに関心がある:58.2%

■調査概要
調査テーマ:大学生・大学院生の学修・学生生活における生成AI・デジタル活用実態調査
調査対象:全国の大学生・大学院生
有効回答数:1305件
調査方法:Webアンケート調査
調査期間:2026年8月21日~9月7日

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