2020年12月17日
福井工業大×JAXA、高性能パラボラアンテナでの月探査用衛星地上局で共同研究
福井工業大学は15日、宇宙航空研究開発機構（JAXA）と「高性能パラボラアンテナを用いた月探査用衛星地上局の開発と性能実証の研究」に関し、共同研究契約を締結したと明らかにした。
同学では、人類の宇宙活動の発展に貢献する人材育成を目的に「宇宙研究推進本部」を設置し、「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」を展開している。このたびの締結により、月周回軌道衛星との通信を可能とする高性能の口径16.5mパラボラアンテナシステムを新規整備して、大学・民間では国内唯一の衛星地上局を設置する。
また同学では、Society5.0の基盤となるデータ駆動型社会の到来を見据え、2019年に「AI&IoTセンター」を設立、これにより宇宙由来のデータを活用する基盤を整備し、宇宙×ICTによる新しい価値の創造を推進していく。
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