凸版印刷×NHKエデュケーショナル、「教育用メタバース空間」を共同開発

凸版印刷は29日、NHKエデュケーショナルと共同で、「教育用メタバース空間」の開発に着手したと発表した。

今回の開発では、凸版印刷が持つメタバース空間の開発環境と、NHKエデュケーショナルの教育コンテンツの制作ノウハウを活用して、教育現場での利用を目的としたメタバース空間を開発し、教育現場での利用を推進させる。

開発したメタバース空間は、おもに教育現場での利用を目的に、教室空間や様々な活動のためのコミュニティ空間、教育コンテンツなどの提供を予定している。

両社は、今年1月から教育用メタバースの開発に向けた検討を始め、凸版印刷のメタバースプラットフォーム「メタパ」の中に空間を構築。これまで実施した実証を踏まえて、今回、本格的な開発に着手した。

同開発で、凸版印刷は「メタパ」の提供とメタバース空間の構築を行い、NHKエデュケーショナルは教育コンテンツとノウハウを提供。

今後も両社は、メタバース空間での授業や教育コンテンツのあり方、アバターを介したコミュニケーションについて検証を進め、実際の教育現場への提供・活用を進めていく方針。

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