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2025年2月4日

約9割の子どもは日常生活を送る中で何かしらの悩みを抱えている=徳志会調べ=

徳志会は1月31日、「子どもの心の健康に関するアンケート」の結果を発表した。

厚生労働省によると2024年の日本人の自殺者数は2万268人と、前年よりも1569人自殺者が少ないことが報告されている。しかし、子ども(小中高生)の自殺者に注目すると2024年の1年間で自殺した方の人数は527人と1980年に統計を開始して以降最多の人数にのぼることが明らかとなった。自殺者の内訳として小学生15人、中学生163人、高校生349人と報告されており学年が上がるごとに自殺者数は増加していることがわかる。

少子高齢化社会の日本において、これからの日本社会を作っていく子どものこころを理解して自殺を食い止めることは大切なこと。今回は、子どもが抱えやすい悩みを詳細に理解するために調査を実施した。


「日常生活を送る中で悩みを抱えることはありますか」の問いに、「とてもある」32%、「時々ある」59%と、約9割の子どもが何かしらの悩みを感じている。


「悩みの原因」は、「学校の人間関係」が42%、「学業・進路関係」が29%、「家庭環境」が18%。


日常生活で悩みを抱える子どもに、「これまでに死にたいと感じたことはあるか」聞いたところ、22%が「ある」と回答。


悩みを抱える子どもに、「悩みを打ち明けられる相手はいるか」聞いたところ、「いない」が67%で最多だった。

調査概要
調査期間:1月16日 ~1月30日
調査機関:徳志会(自社調査)
調査対象:全国の中学生・高校生
有効回答数:200サンプル
調査方法:インターネット調査

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徳志会

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