2025年2月5日
NIJIN、教師4人1組の授業伴走型プログラム「フォーマンセル」の成果公開
NIJINは4日、同社が運営する教師向けサロン「授業てらす」が実施している授業伴走型プログラム「フォーマンセル」の成果を公開した。
フォーマンセルは、教師4人1組で授業を見せ合い、悩みを共有しながら対話を通じて授業力を高めるプログラムで、「あなたは1人じゃない、誰も見捨てない」というコンセプトのもと、全国の意欲ある教師が集い、実践的な学びを深めている。
算数・国語・社会・学級経営のフォーマンセルに取り組み、順次完了しているが、参加者からは「授業の視点が広がった」、「自分の授業に新たな気づきを得られた」といった声が多数寄せられているという。
算数のフォーマンセルでは、参加者がそれぞれの課題を共有して、子どもの「考え方のズレ」にどう向き合うか、教師の発問の工夫などについて意見を交わした。ある参加者は、「感覚的な理解から数理的な捉え方への移行をどのように促すか、具体的な方法が見えてきた」と振り返り、また、「個別最適な学び」「対話的な授業」「自由進度」といった現在の教育キーワードを意識した授業改善が進められた。
国語のフォーマンセルでは、「読む力を育てる」をテーマに、教材研究と指導法の深化が図られた。参加者からは、「国語授業の形式にとらわれず、子どもの思考を広げるための問いの工夫が学べた」という声が寄せられたほか、「授業の流れだけでなく、発問や教材の活用法についても学びが深まった」との声も寄せられている。
社会科のフォーマンセルでは、消防署見学や林業の取材など、実際の体験を活かした授業のデザインについて考察。参加者同士が授業動画を見せ合い、発問の工夫や資料の活用法について具体的なアドバイスを交換した。「教師が教えたいことを、子どもたちの学びたいことに転化する視点を学べた」との声が多く、授業改善の実践につながっている。
また、学級経営のフォーマンセルでは、「学習規律」「教室掲示物」「学級通信」など、教室づくりに関する具体的な取り組みを議論。「子どものための学習規律とは何か?」とのテーマでは、「教師の指導のしやすさではなく、子どもたちの学びやすさを重視すること」が強調され、実践的なアイデアが多数共有された。
「掲示物の役割を明確にすることで、子どもたちの主体性を引き出す方法」や「学級通信を双方向型にすることで、家庭とのつながりを強化する工夫」など、具体的な実践例が参加者から発表された。
フォーマンセル終了後に実施したアンケートでは、すべての回答者が「フォーマンセルに満足した」と回答したという。
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