2017年9月19日
日本初のプログラミングバトル番組「GP リーグ」公開録画イベント実況
小学生を対象とした日本初のプログラミングバトル番組「GP リーグ」の公開録画イベント、「第1回GP LEAGUE プログラミングコロシアム」が、千葉県のモラージュ柏で開催された。
公開録画会場の横では、プログラミング体験ができるように、プログラミングツールの「PETS」、「コードモンキー」、「ナイトズーキーパー」、「アーテックロボ」、「コーダー道場 柏」、「スクラッチ」のブースがオープン。参加希望者が殺到して、長蛇の列ができるほどの盛況さに、柏市のプログラミング教育へ関心の高さが伺えた。
番組収録30分以上前から観客席は満員。会場は熱気に溢れた。
午後1時、いよいよ「第1回GP LEAGUE プログラミングコロシアム」がスタート。
ゲストMCはYouTuberの赤石先生。
今回対戦する3人1組のチームは、「次世代ギーク集団/浦和U.N.O.一蓮托生」と「3カラットの輝きを!/柏プラチナプログラマー」の2組。知恵と技、チームワークがプログラミングバトルの行方を左右するという。
ルールは簡単、1stバトルステージから3rdバトルステージは、1対1の個人戦。ファイナルバトルステージは3対3のチーム戦となる。最後のバトルステージは、3つの勝ち星を獲得できるリレー方式。4つのバトルステージを終えて、勝ち星が多いほうが優勝となる。
1stバトルステージは、「プログル対決」。「プログル」は、みんなのコードが開発した、プログラミングを通して教科の学習を深める事に特化したビジュアルプログラミング教材。このバトルでは、そのプログルを使って、制限時間内に決められた図形を正確かつ早く描いたチームが勝ちというもの。
2ndバトルステージは「スクラッチ対決」。スクラッチは、ブロック化されたプログラミング言語を組み合わせて、想像力や応用力次第で、ゲームやアニメ等いろんなものが作れるビジュアルプログラミング言語。このバトルは、そのスクラッチを使って、クルマのデザインと動きのプログラミングをしてレースをする。先にコースを5周完走したチームが勝ち。
続いて、3rdバトルステージは「ティンカー対決」。「ティンカー」は、ゲーム感覚で楽しみながらJavaScriptをはじめとするプログラミングの基本を習得できるプログラミング学習プラットフォーム。今回のバトルは、そのティンカーを使って、ドローンをコントロールするというもの。スタート地点をリフトオフ、見事飛び立った後インフィニティ(8の字旋回)をきめて、無事にゴールにランディングできたらMission成功。かなりの難題で、2チームとも大苦戦。
両者譲らず好対決のまま、ファイナルバトルステージ「マインクラフト対決」に突入。「マインクラフト」は、世界中で1億人以上がプレイするという、大人気の冒険・ものづくりゲーム。3対3で対決するファイナルバトルでは、エージェントとよばれるキャラクターの動きをプログラミングし、3人リレー方式で力を合わせて迷路を抜け、先にゴールしたチームの勝利となる。
さあ、勝利したのはどちらのチームか。
MCを務めた赤石先生は、「最初プログラミングで、戦うってできるかなと不安があったんですが、来てる子のレベルが高かったので、見ていておもしろかったです。コースも多彩で、プログラミングスキルが必要だったので、楽しかったです」と感想を語った。
このイベントの様子は、10月7日から毎週土曜日に千葉テレビとBSフジで放送される。千葉テレビは17時55分から、BSフジは6時55分から。必ず熱戦をチェックしよう。
大会へのエントリー方法や観覧情報などはWebから。
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